学園からのお知らせ

《校長》授業始のお話

2026年01月08日(木)

1/8(木)に授業始の式を放送で行いました。

校長先生のお話の全文です。ぜひご一読ください。

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皆さん、おはようございます。

年末年始は、穏やかで有意義な時間を過ごすことができたでしょうか。

冬休み前に、「本と向き合う時間を作ってみてください」とお話ししました。皆さん、本を読みましたか? その際、三宅香帆さんの著書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を紹介しましたが、その三宅さんが昨年末の紅白歌合戦で審査員を務めていましたね。初めてテレビで姿を拝見しましたが、素敵な方でした。また私自身、この休み中に自分と向き合う時間を持ちました。時代の流れで年賀状のやり取りが減り、旧友たちとも少しずつ疎遠になる中で、改めて中学・高校・大学時代がいかに尊い時間であったかを深く実感しました。皆さんには、友と過ごす「今」というこの時間を本当に大切にしてほしいと思います。

さて、2026年という新しい年を迎えるにあたり、皆さんも一年の目標を立てたことと思います。その目標の中に、ぜひ加えてほしいことがあります。それは、保健室からの「ほけんたより冬休み号」にあった「健康力」を育てるということです。中学・高校時代は、生涯を生き抜くための土台を作る時期で、「健康」はとても重要な要素です。健康とは、病気じゃないとか弱っていないということではなく、肉体だけでなく、精神も社会的にも良好な状態のことで、この健康に関する力を育んでもらいたいと思います。5つの健康力をおさらいすると、

1つ目は、体力です。運動をする、バランス良く食べる、十分な睡眠をとるなど、普段の行動一つ一つが体力アップに繋がります。毎日の生活習慣を見直してみましょう。皆さんは坂道を通学していますから、フラットな道を通学する人より体力があるように思います。

2つ目は、自然治癒力です。栄養バランスのとれた食事と十分な睡眠、そして心の安定が、自然治癒力アップのカギです。心の持ちようが大切です。自然治癒力が高いとかぜやけがの回復が早くなります。

3つ目は、想像力です。目に見えないものを想像し、他者を理解し、未来を予測する力です。周囲の人とより良い人間関係を築くためにも大切な力です。「こんなことを言ったら、こんな態度をとったら、相手はどう感じるだろう。」と考えてみることが大切です。

4つ目は、危険予知力です。危険を察知し、回避する能力や注意力をつけることで、けがや病気の予防はもちろん、犯罪などの危険からも身を守ることができます。「どんな危険が潜んでいるか。ここでこうしたらどうなるか。」まずは、自分の行動の「一歩先」を考えてみましょう。危険が身に迫っていると感じたら、周囲の大人に助けを求めてください。

最後は、自律力、この場合の自律は、自分を律することです。自律力とは、自分で考え、判断し、自分と周りにとってより良い行動ができる力です。感情や周りの雰囲気に流されて行動しそうになったときに必要な力でもあります。自分にとって本当に大切のものは何か、自分自身とじっくり向き合うことが大切です。

本校の建学の精神は、まさに「健康」が原点です。心と身体、そして社会的に「健康」な状態を高めることを意識しながら、学校生活で「仲間とともに主体的に学び、考え、行動する」。これを習慣にすることができれば、将来、時代の変化にもしなやかに対応することができ、幸福感を感じながら歩んでいくことができるはずです。

これからの3ヶ月間は、年度のまとめであり、集大成の時期です。次のステップへ自信を持って進むために、一日一日を大切に、後悔をしないよう計画的に日常生活を送ってください。

健康第一で明るく頑張りましょう!

私は今年も皆さんの伸びやかな成長を力いっぱいサポートしていきます。