入試に関するお知らせ

北鎌よもやま話No.126「キロポスト(里程標)の話」

2012年04月01日(日)

4月を迎え、新年度となりました。新入生はもちろんのこと、在校生も新しい学年の始まりです。というわけで、新年度最初のよもやま話は、“始まり”関連で「キロポスト(里程標)」の話を紹介しましょう。とは云え、どういう関連があるのかといえば、鉄道や道路の起点からの距離を示す標識を意味するからです。人生においても里程標を置くことの大切さは、合唱コンクールの定番曲『わが里程標(マイルストーン)』にも示されているとおりです。このマイルストーンとは、マイル表記(1マイルは約1.6km)が標準的なアメリカ版のキロポストのことです。
さて、キロポストのことです。現行の鉄道でも使用されており、100m間隔に設置されています。基本型は白ペンキを塗った木に黒字で数字が記されています。1kmごとの甲号標識は1m程の柱状のもの、100mのは小さなものとなっています。線路脇に目を向ければきっと見つけられるはずです。ちなみに、北鎌倉駅には横須賀線の起点駅である、大船駅からの「2km」キロポストが下りホームの大船側突端に見ることができます。
先に紹介した『わが里程標』もそうですが、「人生で里程標を定める」という言い方もあります。目標を設定し、一歩一歩それに近づく。そのために必要なことは何なのか、何をすべきなのか…。どうぞ、新年度にあたり一人一人の“里程標”を定めて下さい。 
  文責:N.K.

大船駅の横須賀線起点を示す「0キロポスト」(甲号標識)              大船~北鎌倉間にある、大船駅からの距離を示す「1.9kmキロポスト」

矢印部分が、北鎌倉駅の大船寄りにある「2kmキロポスト」          それを拡大した写真