入試に関するお知らせ

クラブに注目! No.059 「体操部引退によせて」

2017年06月12日(月)

私たち高3の2名は、先日5月28日湘南台高校で行われた高校総体県予選会をもって引退しました。中1のときから一緒に活動してきた時間は、今振り返れば長くも短くも感じます。性格が正反対の私たちは、最初打ち解けることができませんでした。しかし、先輩方が引退され後輩が入部する、というサイクルが繰り返されるごとに会話が増えていきました。部活をどうしていくか、私たちがどうあるべきかなどを話す機会が学年が上がると同時に増えていったのです。もちろん部活以外の学校生活の話や、趣味の話などをすることも次第に増えていきました。どんどん距離が縮まるにつれ、お互いの意見をハッキリ言葉にして伝えることもありました。その中でも意見の食い違いですれ違うこともありました。そんなとき、私たちはお互い本気で真正面からぶつかり合い、逃げようとせずしっかり話し合いをして乗り越えてきました。

体操は個人競技ですが一人では絶対に打ち勝つことはできません。一人ひとりに丁寧で適確なアドバイスを下さるコーチや、体操部が活動できるようにして下さる先生方、そして一緒に活動している部員の支えがあるので、どんなに辛くて逃げ出したいときも前を向いて自分に打ち勝つことができるのです。体操部は本当に明るく、よい意味で上下関係に差がないため、楽しく活動することができました。やるときは真剣な目に変わり、切り替えがとても速く、集中力を養うことができました。また、しっかり相手とコミュニケーションをとることの大切さも学びました。言葉で伝えなければ伝わるものも伝わらないのです。青春時代の一部をこの北鎌倉女子学園体操部で過ごすことができて、一生の宝物になりました。卒業するまで後輩たちが成長していく姿を目に焼きつけたいと思います。6年間ありがとうございました。