ダンス部

バトンタッチ！

2010年12月21日(火)

１１月２３日（祝）、全国中学校・高等学校ダンスコンクール（於・東京メルパルクホール）に出場しました。当日は納得のいく踊りができ、最高の舞台になりました。この日はまた、高校三年生から高校二年生への代替わりの日でもあります。後輩たちから先輩たちへ花束と手紙がプレゼントされました。

高校三年生から後輩たちへの手紙です。

「後輩たちへ・・・

　自分の限界に挑戦した今年の夏。全力でぶつかり合った仲間！

　誰かの気持ちが落ちればすぐ声をかけ、お互い高め合ってきたよね。途中、部員たちの気の緩みを感じ、「大会へ挑むということは甘いことじゃないの！そんな気持ちしか持てないなら出場しない方がマシじゃん！」と後輩たちに本音をぶつけたとき・・・それでもみんなは気を落とすどころか、その時かえってきた言葉は、大きな声で口々に「やります！」「もう一回やってみよう！」「ファイト！！」の掛け声。この瞬間、後輩たちは全力で本気になって作品に取り組んでいるんだ！と感じ、高３は心が燃えました。

　外進生たちは何度も何度も繰り返す練習に足を痛めたりしながらも、自分たちの限界を乗り越え、頑張ってついてきてくれたよね。

　内進生たちは、中学生の時より色んな面でひとまわり成長し、一人一人の存在が大きく、頼もしく見えたよ！

　このメンバーでなければ今回の作品は踊ることができなかったし、このメンバーだからこそ自分たちのパワーと燃えた心が舞台で打ち出せたのだと思います。

　そして、私たちはみんなのような後輩を持つことができて、本当に幸せでした。伝統ある北鎌ダンス部がいつまでもつながっていけるように、全力で頑張ってね！

　本当にありがとう！　　」

後輩たちから高校三年生への手紙です。

「先輩たちへ

　今日が先輩たちといっしょに踊る最後の舞台・・・今までの集大成となるように作品を仕上げてきましたが、何と言っても先輩たちと踊るのが最後と思うと踊る前から胸が熱くなり、涙をこらえるのに必死でした。

　今日は最高の舞台でした！先輩方、今まで本当にありがとうございました。そしてご苦労様でした。先輩方の何に対しても変わらない熱い取り組み方は、私たちをいつも勇気づけ、がんばる力を与えてくれました。

　思うように動けない私たちを根気強く何度も何度も教えて下さいましたね。早く先輩たちのように動けるようになりたいと思いながらも、思うようにいかず、自分で自分が情けなくなりました。そんな時も先輩たちの明るく力強い掛け声に救われました。お礼の言葉はいくら言ってもつきません。

　これから私たちが北鎌ダンス部を引き継いでいきます。まだまだ頼りない私たちですが、卒業までどうぞ見守って下さい。

　本当にありがとうございました。　」

これからは高校２年生が中心になってダンス部の歴史を引き継いでいきます。これからも応援よろしくお願いします！