2015年07月31日(金)
7月28日(火)、神奈川吹奏楽コンクール県南大会の高校B部門に出場してきました。
結果は、目標に手が届かず銀賞でした。
高校の部門ですが、中高合わせて17名での参加でした。
また、同じ部門に女子校は本校のみ。
なかなか厳しい状況の中では健闘したのではと思います。
講評は、“まとまった丁寧な演奏だった”というものが多く見られましたが、
中には「要所要所に見え隠れする良い意味での荒々しさは、女性アンサンブルを忘れさせる良い効果となっている」という嬉しいお言葉もありました。
どうしたらボリュームが出せるか、迫力が出せるか、筋トレをしたり、呼吸法の練習をしたりと、苦労したところでした。
その点を評価していただけたことは、私たちにとってとても嬉しいことでした。
しかし、「演奏することの楽しさ、喜びを、更に聴衆に届けて欲しい」という厳しいお言葉もありました。
どうしてもアンサンブルをすることに夢中になって、縦の線(リズム)、横の線(音程)、そして斜め(テンポや抑揚などの表現)をがちがちに固めようとしがちです。
それが出来ていないと吹奏楽ではコンクールで点数が取れないからです。
でもその問題を超えたところにこそ、真の音楽や、芸術的な価値が存在するのだと思います。
私たちがまだまだそれを超えるレベルにないことが、今後の最大の課題なのでしょう。
「コンクールで点を取るための演奏」に美しさや崇高さはありませんからね。
さて、今日はコンクールの反省を行い、ひとりひとりが新たな課題を見つけました。
そして高三生は引退し、受験勉強に徹することになります。
残った14名でできることは何か。
顧問も一緒に模索して、発展的な演奏を目指して部活動に励みたいと思います!
今後もキタカマ吹奏楽部をあたたかく見守っていただけたら嬉しいです。
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