2016年02月06日(土)
慌ただしい年末年始を過ごしているうちに、気付けばもう2月に・・・!
1月には全校の送別会が行われ、ポップス3曲を演奏しました。
夏に引退した高3生へ感謝の気持ちを込めて演奏しましたが、後日その高3生からは
「ひとりひとりが大きく成長していて驚きました!」
との感想をもらいました。
少ない部員だからこそひとりひとりの技術が求められ、少ないことを感じさせないボリュームを出すことに苦戦する毎日ですが、しかし技術を向上させたいという部員の気持ちも強く、現在は春の新入部員獲得のために更なる技術向上を目指してがんばっています。
送別会が終わり、顧問も一緒にミーティングをして、今後の練習の仕方や今から身につけたいことを全員で確認しました。
そして基礎的なテクニックと音楽性を高めるために、1月から練習曲として新たにJ.S.バッハの『フランス組曲第2番』を取り入れています。
「音楽の父」と呼ばれた大バッハの作品には、音楽に必要なもののすべてが盛り込まれています。
拍子、テンポ、強弱などをしっかりと押さえつつ、ひとりひとりがパッセージやフレージング作りに気を配り、そしてそれらが複数絡み合ってハーモニーや調を形成していく・・・
これらは吹奏楽でも大事なポイントであり、どの曲においても必ず行っていく作業でもあります。
バッハの作品にはマーチやコラールにはない奥深さや複雑さがある分、練習は大変ですが、古典舞曲や様々な装飾音との出会いもあり、いろいろな面から音楽を感受する力を高めていくことができそうです。
この他にも新たな練習方法を導入し、今後どこまで技術と音楽性を高められるか、キタカマ吹奏楽部のチャレンジは続きます!!
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