2011年04月26日(火)
北鎌倉の山一面が新緑に彩られ、新しい生命の息吹が感じられるようになりました。
北鎌倉女子学園バレーボール部も、新入部員３名を迎え、新たな活気に満ちています。
先日行われました関東大会湘南地区予選会に参加し、３試合して、勝利を収めることはできませんでしたが、
試合すらできなかった昨年までのチーム事情から考えれば、上出来のスタートを切ることができました。
何より嬉しいのは、部員たちに、「もっとうまくなりたい」という情熱が芽生え始めたということです。
「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」（You may take a horse to the water, but you cannot make him drink ）
生徒を動物に喩えてしまうのは顰蹙かもしれませんが、部活動においても、国語の教科担当者としても、いつも痛感するテーマです。生きる上で、より高みを目指したい、そこからしか見えない風景を楽しみたい、そんな向上心を持った人間になりたい、そんな若者たちを育成したいと、いつも考えています。古くさい、泥臭いかもしれませんが、そんなテーマを、再び掲げて、この１年を送ってみたいと思います。そんな気分にさせてくれた一日でした。
今回の試合に際して、慣れない部員たちが、また慣れない顧問である私自身が、他校のバレー部のみなさんや顧問の先生方に、大変お世話になりました。この場を借りまして、御礼申し上げます。また、中学時代から担任をしてくださった先生や、食堂でお世話になっている方、卒業生、保護者の方々、大変多くの応援をいただきました。本当にありがとうございました。次は、より成長した姿をお見せできるように、練習に励みたいと思います。
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