2013年04月30日(火)
4月21日(日)午後2時から約2時間、JR大船駅ルミネ前にて、私たち高校みどり会総務役員はあしなが学生募金を行いました。
今回のあしなが学生募金は、2年前の東日本大震災で親をなくした子供たちの心のケアを長期的に行う為の
東北レインボーハウス建設が目的として行われました。
募金を説明して下さった方によると、
「被災地の子供たち、特に小さい子供は死というものがまだどういうものか分かっていなかったり、
校庭に仮設住宅があるため、外で遊ぶことが出来ない。親を亡くすということは、
これからの道標を失ってしまい、どうしても健全に成長することが難しくなってしまう。」
という現状をお話し下さいました。
心のケアを行える施設建設が必要であり、大きなことは出来なくとも、
一人、一人の微々たるこの募金に大変意味があることを実感し、私たちの募金の呼びかけにも熱が入りました。
当日は、午前中降っていた雨がやんだものの、寒さ厳しく、人通りがやや少ない中での募金活動となりましたが、
沢山の優しさに出会うことが出来ました。
みどり会担当のО先生によると、震災直後の2年前は、道行く人皆が募金に対してとても積極的で、
中には協力させてほしいと自ら箱を持って、呼びかける人もいたというお話を伺いました。
人間は忘れることが出来るから未来を生きていけると聞いたことがあります。
そして、あの日のことを早く忘れたいと思う人もきっと多くいると思います。
しかし、私はあの日のことをやはり忘れてはいけない、残された子どもたちを忘れたくないと、今回の募金を通して思いました。
これからも継続的な支援を行っていきたいです。
みどり会総務役員(Y.Y )
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