ワンダーフォーゲル部

上高地合宿報告～その５～

2012年08月18日(土)

８月９日（木）徳沢～明神～上高地～横浜
最終日も4:00起床。前日ほど寒くはないものの、やはり火は有り難いもの。朝日が穂高の峰を染め、刻々と変化して行く光景に、時の経つのも忘れる程です。朝食はパンとトマトコンソメスープと軽めに済ませました。なぜかと云えば、明神で名物の岩魚の塩焼きを食べるからです。テントをたたみ、荷物をザックに詰め、出発の準備を整えます。荷物は食材が減ったものの、テントが朝露で濡れているので往路より重くなっている感じでした。実際、帰宅後に量ってみると25kgでした。テント周辺にゴミがないかを確認し、徳沢を6:30に出発。まずは明神を目指します。途中、夜行バスで上高地入りしたと思われる登山者とすれ違い、互いに挨拶を交わしました。明神に着いたのは7:30、荷物は山小屋の前に置き、身軽になって、穂高神社奥宮の参拝に向かいます。明神池のある境内には入りませんが、山行の無事に感謝し、学業成就を祈念しました。岩魚の塩焼きが名物の嘉門次小屋は8:30開店のため、それまでの間店先で休憩。岩魚は囲炉裏端でじっくりと焼くため、頭も骨も全て食べることができます。１尾900円の価値は十分にありました。9:10に明神を出て、上高地ビジターセンターに着いたのが10:05。上高地を紹介したビデオや地形図を見学し、最後の目的地の温泉に向かいます。日帰り入浴を行っているホテルは幾つかあるのですが、11:00から利用可なのは今回お世話になった「清水屋ホテル」のみです。３日振りのお風呂、しかも温泉ということで身も心もすっきりました。90分程こちらでくつろぎ、お土産や弁当を買ってバスターミナルへ。観光客、登山客、来たばかりの人、帰る人で賑わう中、14:00出発、途中渋滞はあったものの、横浜に到着したのは予定より10分はやい20:20、バスを降りて“下界”の暑さを実感することで帰ってきたなぁと思ったものでした。何はともあれ、７人無事に楽しく山行が出来たことに感謝しつつ解散しました。（終わり）

徳沢のテントサイト　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　テント撤収後に７人で記念写真を撮りました。

嘉門次小屋では、名物の岩魚の塩焼きを、１人1尾づつ頂きました。いろりの遠赤外線効果で頭も骨も全て頂きました。