ワンダーフォーゲル部

2016尾瀬合宿報告～その２～

2016年08月06日(土)

８月１日（月）～２日（火）山の鼻～至仏山
夕食はワンゲルオリジナルの海鮮ピラフ（こちらを参照）とニョッキのミートソース和え。炊き上がる頃に辺りが暗くなり雨が降り出して、避難小屋に。食べ終わる頃には雨足が強くなり、わずかな距離ですが、テントに戻ることも困難な程の土砂降りとなっていまいました。勇を鼓してテントに駆け込み、レインウェアを着て、傘を持って生徒をテントへ“ピストン輸送”。後片付けもそこそこに、18:00過ぎには寝袋に入ってしまいました。その後一晩中雨は降り続けました。

　　写真左：初日の晩ご飯。ニョッキのミートソースはレトルトです。
　　写真右：雨が濁流のように流れて行きます。テントの後ろはビジターセンターの建物。

翌２日は04:00に起床。幸い雨は上がっており、朝日が差し込んでいました。気温は15℃と肌寒く、炊事のガスの炎に手をかざして暖をとる程。朝と昼の食事を同時に準備するために４合の無洗米を炊きました。９名で４合とは少ないように思われますが、食べ残しを出したくないので少ない分は補助食品で補うこととするのです。05:30に食事を終え、06:40に出発。

　　写真左上：夜明け前のテントサイト。04:00前ですが他のパーティーも起き出していました。
　　写真右上：炊飯の鍋に手をかざして暖をとるの図。
　　写真左下：湿原の朝。実景の美しさを写真では写せませんでした。
　　写真右下：朝食。ご飯と鮭フレーク、トマト、おみおつけ。

天気予報では曇りのち雨。朝の時点では晴れていたのでの至仏山(2228m)を目指した次第です。登山道は昨夜の雨のせいか沢筋のように水が流れてきます。ただでさえ滑りやすい蛇紋岩が余計に滑り、一歩一歩が慎重にならざるを得ません。それでも森林限界を越えると眼下に湿原と木道、池塘が見渡せました。～その３に続く～　文責：顧問N.K.

　　写真左：陽光が差して汗ばむ暑さの中、雨水が流れる登山道をひたすら登りました。
　　写真右：蛇紋岩の隙間からツリガネニンジンが随所に咲いていました。