
2009年11月26日(木)
11月も下旬になり、大気の澄んだ日が続くようになりました。
学園の校舎は小高い丘の上にあるので、
4階や屋上からの眺めもひとしおです。
まず、東には六国見山が連なり、今の季節は
赤や黄に色づいた紅葉が目を楽しませてくれます。
春には様々な種類の桜が咲き誇り、
パッチワーク模様のような彩りも楽しめます。
手前の丘には北鎌倉の氏神様であられる
八雲神社が鎮座しその鳥居がよく見えます。
境内には、平安時代の陰陽師である安倍晴明の要石も安置されています。
そこから右手(南)に目を転ずると円覚寺の鐘楼が見えてきます。
この銅鐘は創建当時のもので、国宝にも指定されています。
視線を下に移せば北鎌倉駅。
そのまま西に目をやると台峰の山が迫り、
さらにその奥には丹沢連峰をも望めます。
北側は、大船観音の柔和なお顔を拝すとともに、
横浜のランドマークタワーまで見通せます。
こうしてみると、鎌倉という土地が四方を山に囲まれるとともに、
狭い谷戸からなる要害の地であることがよくわかるというものです。
文責 N.K.
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