ICT(情報通信技術)

北鎌倉女子学園中学校高等学校は、”To Make Everyone Smile すべての人を笑顔に”というSchool Missionを元にした学習、指導、学校環境について、継続的なイノベーションに取り組む学校であることがAppleによって認められ、2019年~2022年のApple Distinguished Schoolに認定されました。

Apple Distinguished Schoolとは、イノベーション、リーダーシップ、優れた教育の​全てを兼ね備え、Appleのテクノロジーを活用して生徒の​クリエイティビティ、協働学習、批判的思考力を高めている学校のことです。学習、指導、学校環境に​おいて革新的な方法でテクノロジーを活用し、教育の成果を積極的に共有しています。

北鎌倉女子学園がApple Distinguished Schoolに選定されたことは、生徒のやる気を引き出す、​当校の革新的で魅力的な学習環境の成功を裏付けるものであり、教育における​業績を明白に証明するものでもあります。

School Mission

北鎌倉女子学園は「健康で科学的な思考力を持った心豊かな女性の育成」を建学の精神に持ち、「笑顔の溢れる学園」として、古都鎌倉の地で女子教育を行ってきました。今、世界には様々な問題があり、グローバル社会の中で、地域と地域が影響し合い、多くの問題を共有しています。持続可能な発展のために、人種、言語、文化、宗教を超えて、協力していかなくてはなりません。また、今解決できない問題を解決するためには、斬新な発想と論理的な思考力、そしてAIやIoTなどの最新のテクノロジーを用いて問題解決を図る力が必要となります。伝統と革新の融合により、未来を担う人材を育成し、すべての人を笑顔に、世界中が笑顔で溢れることを目標にしています。周りの人を笑顔に、北鎌倉から始まる笑顔の連鎖が世界中に広まっていくことを願っています。

School Vision

ますます進むグローバル化・情報化社会の中で活躍できる「のびやかな自立した女性」を育成すること、それが本学園の教育目標です。そのためには、主体的に自分の人生を生きること、国際社会の中でしっかりとコミュニケーションが取れることが必要です。自らの手で人生を切り開き、社会に貢献するためには、テクノロジーを理解し、使用する力も求められます。北鎌倉女子学園での学びを通して、のびやかな自立した女性として、新しい世界を創造できるよう応援します。

Learning

北鎌倉女子学園での学びでは、「なぜ学ぶのか」「どのように学ぶのか」をよく理解し、生徒が主体的な学びへと向かうよう心がけています。そのため「探究型」「課題解決型」の授業が中心になっています。また、知識の獲得や理解自体を目的とした学習においては、「アダプティブラーニング」を取り入れ、ひとりひとりに合った学びができるようにしています。すべての人を笑顔にするためには、グローバルな視点で物事を捉えることが必要です。そのため英語でのコミュニケーション能力を含むグローバル教育にも力を入れています。

Teaching

学校にいる時間が生徒にとって最良の時間となるためには、授業がエキサイティングで役に立つものでなくてはなりません。そのためSchool Visionを継続させる4つのグループ(ICT、探究、ADS、授業改善)は定期的にミーティングを行い、職員会議で振り返りや提言を行います。また授業改善パネル(グループ)が主催する全教員による定例研修では、先進的な教育を積極的にとり入れた内容を実施しています。

Technological Environment

テクノロジーを教育に取り入れるためには、充実したICT環境が必要です。本校は全館WiFiと生徒ひとり1台iPadの環境を整備しています。各教室には電子黒板機能つきのプロジェクターとApple TVが設置され、教師にはiPadとMacBook Airが1台ずつ支給されています。生徒保護者には学校ドメインのメールアドレスが付与され、学校と生徒保護者のコミュニケーションはインターネットを通じてなされます。情報の共有はクラウド上でなされ、教材や課題もクラウドに保存されます。また、個人の端末も必要に応じて校内での利用が可能です。PC教室には40台のMacbook Airがあり、昼休みや放課後も使用が可能です。