入試に関するお知らせ

入試広報担当の北鎌よもやま話No.25「25縁起」

2009年11月29日(日)

5月から始まったこの「よもやま話」も25回を迎えました。
最近「よもやま話を楽しく読んでます」という声を掛けられることも多くなり、
実にありがたいことです。
そこで、ありがたついでに良いことをお知らせ致しましょう。
「25」という数字は、受験生にとって縁起の良い数字だということです。
なぜならば、学問の神様といわれる菅原道真公にまつわる数字だからです。
道真公は、6月25日に生まれ、1月25日に太宰府に左遷され、
2月25日に亡くなったという訳で「25」は大切な数字なのです。
全国に一万社あるという天満宮・天神社では
毎月25日に祭礼が行われているといいます。
ここ鎌倉にも荏柄天神社があり、受験生には鶴岡八幡宮よりも
人気がある神社です。
さて、この話がどうして「北鎌よもやま話」につながるのかというと、
この荏柄天神社や鶴岡八幡宮の神職の方々が、毎年秋に来校されて、
雅楽の演奏をして下さるのです。笙(しょう)や篳篥(ひちりき)の音色と
巫女さんの優雅な舞にしばし時を忘れる
“贅沢”なひとときを過ごせるのも北鎌ならではのものとなっています。
そもそもなぜ北鎌倉女子学園にいらして下さるのかというと、
15年ほど前、八幡宮の秋の例大祭で本校のコーラス部が
歌の奉納を始めたのがご縁となり、それ以来相互交流となった次第です。
学園にとって滅多にない機会ですし、神職の方々にとっても
若い人に雅楽を知ってもらう機会となっているようです。
北鎌らしい、“ちょっといい話”だと思いませんか。
 
これからも「よもやま話」を宜しくお願い致します。
(ご意見ご感想はpass@kitakama.ac.jpまで)  文責 N.K.