入試に関するお知らせ

入試広報担当の北鎌よもやま話No.28「小鳥たちの話」

2009年12月22日(火)

今年も残すところあと僅かとなり、学園の周囲の桜や銀杏も
すっかり葉を落としてしまいました。ちょっと寂しげな光景ですが、
そこに彩りを添えてくれる“愛らしい使者”が訪れるようになりました。
まずは、メジロ。つがいでやってきては、ツバキの花の中に
小さな頭を入れて蜜を吸う姿は、愛嬌あるもので、
ついつい見とれてしまいます。
次にシジュウカラ。頭部の黒、背中の灰青、腹部の白といった羽色は
単色で見れば地味な色ですが、シジュウカラの小さな体の中で
一つになると、そのコントラストの鮮やかさが逆に目をひきます。
エサを求めてせわしなく木々の間を飛び交う姿が印象的です。
まれにやってくるのは、コゲラ。キツツキの仲間ですから、
幹や枝を鋭いくちばしでたたいては虫を食べています。
無心にたたく様子は健気なものです。
これらは、どこにでもいる野鳥たちですが、警戒心も薄いのか
間近で観察できるので生徒たちにも人気者の小鳥たちです。
 文責N.K.