
2010年01月05日(火)
前回に引き続き、開学当時の資料からエピソードを紹介しましょう。
当時の学制の「高等女学校」は五年制で
今の中学1年生から高校2年生に相当します。
その教育課程をみると1~3年生は、週28時間、
4・5年生は29時間となっています。
今の中学生が33時間ですから少なく感じますが、
1年生から「漢文」があったり、課外授業として「生花」「点茶」が
行われていたことを考えると今よりも大変だったのかもしれません。
また、「修身」の授業の中に「道徳」と「礼法」が入っており、
これらは、今の課程にも残されています。
授業に関しては、ノートを採ることを禁じていた先生もいらしたそうです。
それは、授業内容をその場で理解納得し、身に付くようにという
指導方針であったからだといいます。
今は毎週ノート提出がありますが、生徒にとってはどちらがよいのでしょうかね。
冬休みも7日まで。8日には授業始めの式が行われます。
文責N.K.
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