
2011年03月26日(土)
校門の桜のつぼみがふくらんできました。開花が待ち遠しいところですが、既に一輪だけ咲いているものを見つけました。中学2年生の国語の教科書に大岡信の「言葉の力」という随筆があります。その中に、美しいピンク色は開花直前の桜の樹皮を煮詰めて取り出すというエピソードが紹介されています。筆者は『木全体の一刻も休むことない活動の精髄が、春という時節に桜の花びらという一つの現象になる』と言っています。蓋し人生もまた然り。生徒の皆さんも、一日一日を大切にして下さい。 文責:N.K.
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