
2011年06月10日(金)
私たちの学校には、年に一回、中学クラス対抗の球技大会(種目はドッジボールとキックボール)があります。開会式で、校長先生が「毎年本校の球技大会での燃焼率は120%であり、その伝統を今年も受け継いだ大会にして欲しい」と話されるぐらい白熱した大会になります。
6月3日(金)、大会当日の朝は、前日の雨の影響でグラウンドコンディションが悪く、試合順の変更がありましたが、無事行うことができました。
午前の部、ドッジボールでは、3グループでのリーグ戦を行い、その後それぞれの上位2チームによる決勝トーナメントになります。どの試合も、白熱した戦いになりますが、それ以上に激しく応援している先生の姿が見られる時もあります。
私たちは、円陣を組み、「絶対勝つぞぉー。オー!!」という掛け声で気合いを入れます。予選のリーグ戦では、断トツ1位で決勝トーナメントに出ることができました。そして、決勝戦では気合いを入れて臨んだのですが、惜しくも、3年ゆり組に1点差で負けてしまい、2位という結果になりました。私たちはそれがとても悔しく、「絶対に午後のキックボールでは1位を取ろうね!」とみんなで誓い合いました。
午前の部の決勝戦後は、本大会での1番のイベントの先生対生徒という、ドッジボールの対決があります。各クラスから規定数の代表を出して、チームを作ります。私はこの対決を1番楽しみにしていました。そして私たちのクラスは、代表を4人選ぶことになりましたが、私も含め5人出たいという人がいました。そして、ジャンケンで出場者を決めることになり、私はとってもヒヤヒヤしました。ジャンケンの結果、私は出場することができました。
生徒代表の合同チームと先生合同チームがコートに集まり、他の生徒は、そのコートを囲み応援します。試合が始まってからずっと歓声が体育館に広がり、特に、ボールを取ったり、当てたりした時は、すごく大きな声が体育館に響き渡りました。私たち生徒チームは、各クラスから集まったので名前が分からない人がほとんどですが、思いは先生に勝つことでみんな同じです。結果はなんと、ここ数年間で初めて、私たち生徒チームが1点差で勝ちました。みんなで喜びあい、とても楽しかったです。
午後のキックボールは、グラウンドで行いました。対戦形式は、ドッジボールと同じで、1試合3イニング、決勝戦のみ4イニングで戦います。私のクラスは、キックボールは、とても自信がありました。予選では全勝し、決勝トーナメントに出場することができました。順調に勝ち進み、決勝戦でまた、3年ゆり組と戦うことになりました。私たちは、ドッジボールで負けてしまった分、絶対に勝とうとみんなで気合いを入れて試合が始まりました。クラスみんなで声を掛け合い、精一杯頑張った結果、勝つことができて、1位になりました。みんなで抱き合って優勝を喜びました。
閉会式で先生もおっしゃっていましたが、今年は、賞には入りませんでしたが、中学1年生がとっても頑張っていました。戦う相手が強くピンチの時でもあきらめずに、一生懸命最後まで戦っていたのです。
今回の球技大会は、燃焼率120%以上の球技大会になり、私たちは北鎌の伝統を受け継ぐことができたと思います。(M.T)
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