入試に関するお知らせ

北鎌よもやま話No.90「歌舞伎教室」

2011年06月19日(日)

6月16日、高3生は国立劇場で歌舞伎鑑賞教室に参加しました。
鎌倉から江戸城の跡付近に出かけていく、というだけでちょっと風流な感じです。
地下鉄の永田町で降りると、「日本の中枢に来た!」とドキドキです。
国会議事堂・国立国会図書館・最高裁判所などが国立劇場と軒を並べています。
道路を隔てたお堀の向こうに忍者・服部半蔵に由来する半蔵門がのぞきます。
「『永田町』ということばが日本の政治の中心地を意味することばになっていることを実感しました。」と言う生徒もありました。
歌舞伎の見方を話してくださった中村壱太郎さんは大学3年生だそうで、
高校3年生の役者さんも出演していらして伝統の歌舞伎の世界も新しい方々が途切れなく支え続けていることに感心しました。
何と言っても、『義経千本桜ー河連判官館の場』は、
義経の家来に化けた狐のしぐさや衣装・早変わりや神出鬼没なところが見所です。
狐のかわいらしさを堪能した歌舞伎教室でした。
文責 S.M.