
2011年06月24日(金)
リスが駆ける音とウグイスの声の聞こえる教室の窓。
季節にあわせて桜に紫陽花に紅葉にと様々に色を変える坂道。
少しレトロな制服を着た、元気いっぱいな生徒たちと見守ってくださる先生方。
そんな北鎌倉女子学園について、クラス近況と文化祭に焦点を当ててお話します。
私達のクラス、三年ゆり組は応用クラスです。
二年生のときに採った希望と、日常の様子や成績をもとにして選ばれます。
基本的に希望制で入ってきた生徒達のクラスなので、静かで過ごしやすい環境で授業を受けることができます。
中にはすごく成績がいいクラスメイトや、勉強と部活の両立がとても上手なクラスメイトがいて、私はこのクラスに入れて良かった、と思うと同時に置いていかれないように頑張らなきゃと毎日思います。
そんなゆり組も4月から2ヶ月が経ち、みんなかなり打ち解けました。
それでもどんなに笑い声の絶えない楽しい休み時間を過ごしていても、授業のチャイムが鳴ればちゃんとみんな席に着きます。
その切り替えの上手さがゆり組の長所だと思います。
10月には今年の一大行事、文化祭があります。
もちろん部活に入っている生徒は部活の発表の準備に追われます。けれどそれとは別に、学年別の発表もあるのです。
今年の私達中学三年生は研究展示をすることになりました。
テーマは、「ゲゲゲの中三―お化け屋敷を科学する―」。
模擬店などの遊戯的なものをするのは難しいのですが、それでも、私達には「お化け屋敷がやりたい!」という希望がありました。
そこで先生が「ただばか騒ぎをして終わるのではなく文化的で学術的なものにする必要がある」と助け船を出してくださいました。
そこから決まったのがこのテーマです。
今はテーマを決めただけの状態ですが、これから10月へ向かって準備を進めていくつもりです。
うちの学校は文化祭と体育大会が一年づつ交互に行われます。
つまり文化祭の年に入学した私達が生徒として過ごせる文化祭はあと二回。
いまから卒業のことなんかを考えるのは少しおかしいかもしれません。
それでも、これから過ごせる文化祭や体育大会などの学校イベントの回数を数える度、私は不安と寂しさの混ざったせつなさを感じずにはいられないのです。
学校に行けば毎日のように会える大好きな友達とつくることのできるイベントは、数が限られていることを再確認するのです。
そんな大切な文化祭を一緒にすごすことになったこのクラス。
今はまだまだ具体的な予想はつきませんが、きっと忘れられない楽しいものになるのではないかと私は期待しています。
文化祭が楽しみです。(K.K)
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