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11月1日(火)教養講座で林真理子さんのお話をうかがいました。

2011年11月01日(火)

11月1日(火)高校生対象の「教養講座」として、
作家の林真理子さんをお迎えして「私の仕事から」というテーマでお話をうかがいました。
200冊を越える本をお書きになり、ドラマ化されている作品も多いということもあって、
保護者の方々も150名ほど参加され、その話術に引き込まれていきました。
肩こりに悩まされ、ご主人にお弁当をつくりながら、
連載もたくさん抱えて原稿用紙に向かう日々だそうです。
今日現在でも、「平成の山崎豊子」を目指して書いているギリシア医学の神様の話、
徳川15代将軍夫人の話、ライフワークにしている源氏物語の林真理子版など、
多くの作品を手がけているそうです。
小説を書きながら勉強することの大切さを痛感しているとのことで、
勉強は何のためにするのかというと、
脳をスポンジ状にやわらかくするためのトレーニングなのだと思うと語っていらっしゃいました。
山梨県の田舎に生まれ、
高校のときにクラスで将来有名になるのは林と藤原(ラグビー選手)だろうとおっしゃった担任の先生の言葉に支えられ、
コピーライターを経て作家になられました。
みんなも野心をもって一流を目指し、
困難でも面白い人生を歩んでほしいという言葉を生徒達に送って下さり、大変元気づけられました。
文責 高3主任

写真 左:講演中の林さん  右:質疑応答風景