入試に関するお知らせ

私たちのクラスこぼれ話No.32「鎌倉道中膝栗毛」

2012年05月18日(金)

1年生の時は箱根、二年生の時は上野…。

そして高校生活最後の遠足はといいますと、「鎌倉」

鎌倉市内で行きたい場所を班ごとで決めて、当日、班でその計画に沿って行動します。

 

さて、今回私たちの班が訪れた場所は、

鎌倉のシンボルとでもいうべき大仏様のいらっしゃる高徳院、

お金をここで洗うと金運が上がるといわれている銭洗弁財天、

私たちの通う北鎌倉女子学園に一番近い円覚寺

の3か所でした。

 

まずは鎌倉駅から江ノ電で長谷駅まで行った後、目的の高徳院まで歩いて行きました。

高徳院に着くと、まだ朝早い時間なので拝観者はほとんどいませんでした。

大仏様の眼前でバシバシ写真を撮ることが出来ました。まるで大仏様写真会。

無論、大仏様の胎内も貸し切り状態でした。

 

お次は銭洗弁財天へ向かいました。

近くのハイキングコースから目的の銭洗弁財天まで約2キロの道を歩いて行きました。

いつも家と塾の往復だったりして、あまり歩かないお嬢様(!?)の集団ですから、

ハイキングコースの入口の長い階段でほとんどの人が顔を茹で蛸のようにして、息も絶え絶えでした。

私は昔から鎌倉の山道を散歩することが多かったので、皆のガイドさん(?)に、班長直々に任命されました。

休み休み山の中を上がったり下がったり、木の根がうねうね出ている道を転びそうになりながら歩きます。

疲労を感じてなのか、舗装されていない道が新鮮なのか、距離のある場所を選んでしまった後悔なのか、皆色々な感情が混ざり合って、最終的に笑っていました。

ハイキングコースを歩くのに何故私たちはローファーなのかなど、些細な事でも全て笑いのタネになっていました。

山道を抜けると由比ヶ浜の方の海が見えました。

銭洗弁財天までもう少し…海を見ながら水筒で喉を潤し、山道を抜けた達成感を噛み締めていました。

 

やっと辿り着いた銭洗弁財天。遅れて到着されたパワフルな体育の先生も、顔を茹で蛸のようにして、ヘトヘトの御様子でした。

 

ハイキングコースで力尽きたため、当初は歩いて行くはずだった円覚寺に鎌倉駅から電車で向かいました。

到着後、皆ベンチに倒れこむように座っていました。

 

午前中のみという短い時間でしたが、私たちの班は恐らく他のどの班よりもハードな道のりだったと思います。

充実した楽しい遠足でした。

 

M.M