
2012年11月07日(水)
作文コンクール結果発表
6時間目のロングホームルームの時間内に放送で
作文コンクールの結果発表が行われました。
本校では夏休みという時間を使って、生徒に作文の課題を出しています。
提出されてくる作文の内容は物語から、読書感想文まで多岐に渡ります。
中には原稿用紙にして50枚を超える力作も。頼もしい限りです。
作文は国語科の教員が審査し、順位が発表され、優秀作品は朗読されます。
今年度の中学の部の結果は以下の通りでした。
一位 「帰り道」 二年藤組【学園誌に掲載】
「この足で脱出するのだ!」 一年藤組
二位 「夜明けの光」 三年桜組【放送で発表】
三位 「ポリューション~携帯電話の悪魔~」 二年桜組
「ラスト・フライ!」 二年ゆり組
「Sacrifice of Circus」 二年藤組
「迎え火」 一年桃組
中学生は感性豊かな年頃のゆえ、例年創作が多いのですが、
今回は目立って創作作品の多さ、完成度の高さに目をひかれました。
放送で発表された二位の作品「夜明けの光」は、
情景描写を通して心情や展開が効果的に表現されている点が高く評価されました。
放送の講評では、創作を書く時に注意する点がいくつか紹介されました。
「物語の筋を追うだけに終始しないようにする」
「いきあたりばったりで展開するのではなく、あらかじめ構成を考えて書く」
「情景描写などの表現技法や伏線を効果的に利用する」
ことが大切とのことでした。
国語の授業で習うことを実作に応用してみて下さい。
一位の作品「この足で脱出するのだ!」は長い作品なので、
紹介できないのが残念ですが、中学生にして長編を書く力と構成力が高く評価されました。
同じく一位の作品「帰り道」は来年三月に発行される学園誌に掲載されます。
そのはりめぐらされた伏線の巧妙さとラストの衝撃に注目して下さいね。