
2012年11月21日(水)
11月18日(日)本校の音楽ホールで、第二回目となる音楽科同窓会(奏友会)主催の音楽史講座が開かれました。先月に引き続き、現在、フェリス女学院大学などで教えていらっしゃる益山典子先生を講師にお迎えし、今回は古典派からロマン派にかけてお話を伺いました。爽やかな秋の午前中、多くの偉大な作曲家たちの軌跡と二時間ほどじっくり向き合うと、音楽を学ぶ面白さを改めて実感致します。およそ150年という短い年月の間に時代が変わり、数々の名曲が生まれ、作曲の様式も変化しました。同じ時を生きた作曲家たちにはそれぞれ親交があり、作曲技法も過去の作曲家から学び発展させていきました。そんなお話を伺うと、みるみるその作曲家たちが各時代を生きていた生身の人間なのだと感じられるから不思議です。こうして私たちが学んでいるのも、それらの出会いから始まったものだと思うと、出会いの大切さも感じた一日でした。次回は12月2日。時代は近・現代と、より今に近づいて参ります。北鎌倉の紅葉を眺めつつ、卒業生の皆様、ぜひお立ち寄り頂ければと思います。(文責:M.S)
前のお知らせ:11月17日(土)、第47回定期演奏会を開催致しました。
次のお知らせ:12月1日(土)、8日(土)高校入試個別相談会のお知らせ