
2012年12月08日(土)
12月2日(日)、奏友会主催の音楽史講座が開かれました。3回続きの最終回となるこの日のテーマは、近代・現代です。ワーグナーの楽劇《トリスタンとイゾルデ》の冒頭に現れる、謎に満ちた「トリスタン和音」に始まる音楽の潮流の変化、セリエリズムの台頭から前衛音楽の終焉まで、多岐にわたるジャンルの音楽で、凝縮された濃厚な2時間となりました。特に、初演当時“話題”となった、ストラヴィンスキーのバレエ《春の祭典》の復刻版映像は、彼の原始主義的特徴がよく現れた演出で、非常に印象的でした。
講義後の懇親会では、大変興味深い講義をして下さいました講師の益山典子先生と、音源や映像のお手伝いをして下さった元音楽科主任の小田博之先生を囲んで、美味しいお料理に舌鼓をうち、また、参加した在校生によるドキッとする質問にたじろぎつつ、楽しいひとときを過ごしました。
奏友会では、今後も様々な企画を予定しているそうですので、どうぞみなさまお楽しみに!(N.S.)
益山先生、小田先生を囲んでの記念写真。 在校生も交えての懇談会。
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