

2013年10月09日(水)
合唱コンクールから約一週間。
「入学したて」というには半年経って憚れるものの、“北鎌生”としての“初めて”だらけの私たちは
目先の合唱コンクールの練習に追われて進んでいなかった“文化祭の準備”という壁に衝突しました。
教室中は大パニック!とはならず、一年蘭組の合言葉である「かきくけこ」の「き」の一つ、「緊張感」はいまいち欠けたまま
時間は過ぎて文化祭は着々と近付いていきました。緊張感がないとは言っても遣る気がないわけではなく。
真に僅かながら、部活との両立で大変ながら物凄く頑張ってくれた人のお陰で文化祭まで二~三日を残し、
やっと火の点いた蘭組は見事に「キタカマ坂から」を完成させることができました。

そして迎えた一日目。
周りのクラスに比べて、少しひっそりとしていた「キタカマ坂から」に立ち寄ってくださる人は少なかったものの、
必ず一度は教室へ戻ってくる蘭組の姿にシフトは失笑。
そんな中でも訪れる人の少なさに、「風船を増やすのはどうだろうか」と新しい案が生まれました。
二日目は風船が大量に破れる惨事に見舞われながら、朝から風船で教室を飾った甲斐あって、
華やかな雰囲気になった蘭組には沢山のお客様がいらしてくださいました。
英会話の先生が奥さんと二人でいる姿や担任の先生のご家族を見ることができたりと、
普段中々体験できない楽しい時間もあっという間に過ぎ、二日間の文化祭も終わってしまいました。
文化祭の後、部活の片付けで半分程になってしまった後片付けは(「かきくけこ」の)「き」のもう一つ「協力」を発揮して
早々と乗り切り、翌日になってしまうであろうと考えていたロッカーを元に戻す作業まで終えることができ、
帰る頃には教室は文化祭前とそう変わらない姿にまで元通りにすることができました。
二日間あった文化祭でクラス全員が集うことは叶わなかったけれど、
一年蘭組として最初で最後の文化祭は一人一人の個性が咲く楽しいものとなりました。
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