
2013年12月25日(水)
平成21(2009)年の5月(こちらを参照)から始まった「よもやま話」も、めでたく200回を迎えました。在校生、卒業生、さらには受験生からも好評を博しているようで有り難い限りです。
さて、今日、12月25日はクリスマスということで巷は華やいだ雰囲気ですが、受験生には無縁なもの。高校3年生は冬休み中も特別講座を受講しに登校しています。そんな中、高3生の合格祈願のために、学問の神様であられる菅原道真公をお祀りしている、荏柄天神社に参拝してきました。25日は月次祭で有り難い日という訳で今日のこの日を選んだ次第です。(よもやまNo.25「25縁起」参照)
昨年5月の上野遠足の際には湯島天神に、今年の3月の修学旅行では太宰府天満宮に、そして今日は、地元鎌倉の荏柄天神にと道真公をお祀りする天神様にお願いしてきました。志望校に向けて頑張っている生徒を応援できるのは、より良き授業をすることですが、その授業も残りわずかとなった今、神頼みをしたくなるのも人情でしょう。
朝一番のご祈祷で身の引き締まる寒さの中、祝詞の声が境内に響きわたりました。昇殿の上ご祈祷をしていただきましたが、その際、神主さんの祝詞に「世のため人のために大学で学ぶのであり、それ故の合格祈願」という旨のお言葉がありました。今、この時に受験勉強に励んでいる生徒は、もちろん「自分の夢の実現のため」と言うかもしれませんが、その「夢」の先に「世のため人のため」に学ぶことの意義を忘れないでほしいと思いました。
境内の紅梅のつぼみも随分大きくふくらんでいました。春には皆に花が咲くようにと念じて境内をあとにしました。 文責:高3学年主任N.K.
朱色も鮮やかな本殿。 紅梅のつぼみも色づいていました。
頂いたお札は職員室に。(左が荏柄天神、右は太宰府天満宮)
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