
2014年03月07日(金)
北鎌倉は山ノ内の丘にある、我等が北鎌倉女子学園。高台にあるため横須賀線の電車の中からもよく見えます。そして、その校舎5階部に大時計があり、生徒のみならず、地元の人々にも「北鎌の時計台」として親しまれてきました。
しかし、この大時計もここ数年故障すること数度、修理を重ねながら頑張ってきましたが、今年の初めにはとうとう動かなくなってしまいました。修理しようにも基幹部品が調達できず、動かないまま放置しておくわけにもいかず、卒業式の翌日、3月2日に撤去されました。
昭和39(1964)年3月に落成した本館校舎とともに50年の歴史を歩んできた大時計。遅刻ギリギリの生徒が坂道を駆け上がりながら時計を確認する光景も、もはや過去の光景です。今朝も、生徒達が時計のあった場所を見上げては、「寂しくなったねー」と会話しながら坂を上っていました。50年間、有り難う!! 文責:N.K.
ありし日の大時計(学園の向こうの丘にある、八雲神社より撮影)
左:雪の日の大時計 右:時計のなくなった近影
前のお知らせ:北鎌よもやま話No.206「卒業記念品」
次のお知らせ:3月8日(土)中学新入生説明会、高校新入生説明会が行われました