
2014年11月13日(木)
清楚な美しい装束を身にまとわれた〈鶴岡八幡宮〉の皆様による、
〈貴重な神事〉の一端を鑑賞させていただける機会を頂戴いたしました。
洋楽や洋楽器との違いや、「三管三鼓両絃」の楽器説明、龍笛・篳篥・笙の楽譜の紹介など、
貴重な資料とともに、詳しく説明していただきながら会は進みました。
どこか懐かしい「三管三鼓両絃」の音色、見事に揃ったシンメトリーの「舞」。
時空を越えて、人々が神々に感謝して生きた〈その時〉を、神々に対する〈真摯な思い〉を、
また、自然への〈畏怖〉や自然の〈豊かな広がり〉を、その柔らかな音色に感じ、
ずっとずっと昔の、遙か彼方、それぞれの先祖たちが、肌で感じ確かに聞いた〈記憶〉が体の中から呼び覚まされたような、
不思議な「懐かしさ」を覚えました。
まさに【悠久の調べ】を堪能させていただいた一時間でした。
生徒たちは、やわらかな、それでいて主張のある音色・ゆるやか中に不動な精神をもった舞をはじめとして、
色なす鮮やかな楽器や設え、穏やかなリズムと流れ、すべてに心魅せられて、
やさしい音色のなかにある、さまざまな日本の心を体験させていただいていました。
貴重な時間をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
文責 高2 学年主任
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