入試に関するお知らせ

北鎌よもやま話No.235「羽衣チョーク」

2014年12月01日(月)

黒板にチョークで板書する。授業の基本中の基本です。そのチョークが教員、生徒の間でちょっとした話題となっています。新聞やネット上でも話題となっているので、ご存じの方も多いでしょうが、チョークメーカー老舗の「羽衣チョーク」の廃業にまつわる話題です。適度な固さ、黒板へのすいつき加減、発色、そして消し易さ。どれをとっても逸品といえましょう。時々別のチョークが置いてあることがあるのですが、黒板に引っかかって書きにくいものもあります。軽すぎたり、折れやすかったりで、Hagoromoブランドに勝るものはありません。一部商品は他社に生産を引き継ぐとのことですが、チョークに印刷された「Hagoromo」は消えてしまいます。毎日使うもので、当たり前のように手に馴染んでいただけに、寂しいものがあります。板書の文字が「下手くそで読みづらい」とよく生徒に指摘される私ですが、羽衣チョークを惜しみつつ丁寧な板書を心がけようと思っている昨今です。 文責:N.K.