３月２日（月）、普通科第６６回・音楽科４５回卒業式が行われました

2015年03月04日(水)

平成27年3月2日(月)に、普通科第66回・音楽科45回卒業式が行われました。

春先には珍しい快晴の青空が朝から広がりました。
音楽科の生徒がピアノで春の訪れを奏でる中で始まった卒業式は、本校の伝統に則り厳かに行われました。
卒業生の名前が一人一人呼ばれ、凛とした返事が順に静かな会場に響いていきました。
誕生から高等学校卒業証書授与されたこの日まで無事成長された安堵と感慨が保護者の皆様の胸にはあったことでしょう。
理事長先生をはじめ来賓の方々から多くの祝辞をいただきました。
いつも心の在り方を熱く語る校長先生からは、
思いやりの深さは限界を広げる力があるのだという励ましのお話をいただきました。
在校生からの送辞には、先輩への感謝の言葉と憧れがたくさん込められていました。

卒業生代表の答辞では、学園生活で体験したあらゆることが内面を豊かにする機会であったと語っていました。
世界における日本を見つめ、文化の違いがあってもコミュニケーションによる相互理解を深めることが平和につながるのだ
という新しい世代の責任が語られていました。
若い人たちが素晴らしい力で吸収し、ここまで大きく成長していったことに私たち教員一同胸を熱くしました。
学園での体験が生徒たちの記憶の中で発酵し、人生の滋養となって味わい深く生きていけるよう期待します。
それぞれの進路に向けて歩みだす卒業生の門出に際し、幸多き人生であるよう心よりお祈りします。

文責Ｓ．Ｎ.