
2015年06月25日(木)
科学部では週2回の活動の中、部員同士で話し合って実験を行っています。
最近では、火にあてると文字が浮き出てくるあぶりだしや、一瞬の衝撃で結晶化する過冷却、試験管を用いて行う硝化綿大砲、三色に変化するBTBアートなどを行いました。
あぶりだしでは、コバルト錯体の色の変化を見ることができました。塩化コバルトはシリカゲルの色付けにも使われていて、乾燥すると青、水があるとピンクになります。部員それぞれが好きな文字や絵をろ紙に書き、ガスバーナーの火で、あぶったのですが、少し気を抜くとあっという間にろ紙に火が移り、燃え出してしまいました。
電気アートではBTB入りの寒天を作り、シャープペンシルの芯を電極にして電流を流しました。私たちは芯のさし方を工夫し、青、緑、黄色の三色で格子柄や丸の模様を作りました。寒天を切ってみると金太郎飴のようになっていて、いつまでも模様が続いているという面白い実験でした。
文化祭の準備では、光による色の変化や結晶を使用した実験を行う予定なので、是非お越しください。
部長 S.F.
写真は順に「塩化コバルト+塩酸」 「塩化コバルト水溶液」
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