入試に関するお知らせ

中学3年生対象講演会、『命を考える』が行われました

2015年07月09日(木)

7月8日(水)6限目のLHRの時間に、中学3年生対象に鎌倉助産師会の宮崎氏と長谷川氏をお招きし、『命を考える』というテーマで講演会を開催いたしました。

小さな小さなピンホールくらいの大きさから始まる命の重さについて、手作りの模型などを見ながら貴重なお話を伺いました。

お母さんのお腹の中でどのように過ごしているのか、その神秘に驚き、分かりやすく楽しい説明に笑い、どんなに辛い出産でも、多くのお母さんたちは、赤ちゃんが生まれた瞬間に『生まれてきてくれてありがとう』『よく頑張ったね』と声をかけるというエピソードや実際の写真に感動し、首の据わっていない赤ちゃん人形を実際にだっこしたりと、あっという間の50分でした。会の最後に、宮崎さんは

1,誰にでも命の元をくれた男の人と女の人がいたこと

2,ここにいるみんな自身に生きる力があったこと

3,みんなの誕生に際して、周りに応援してくれた人がいたこと

この3つがあって、命は育まれたんですよ。と、優しくまとめてくださいました。

私たちの成長に合わせて話しかけてくれた人、笑いかけてくれた人がいてくれたからこそ、今、笑ったり、話したり、時にはけんかをしたりとコミュニケーションがとれるようになった・・・。

そう思い、家族をはじめ、関わってくださった方々に感謝の気持ちも沸いてきました。

『今はつまらなくても、今よりも、もっと先は長い、これから先、色々なことがあると思うけど、今、頑張ってくれて嬉しいなあ。ありがとう』

宮崎さんは、生徒に対する激励の言葉と感謝の言葉で会を終えられました。

生徒からは自然に『ありがとうございました』という声と拍手が、宮崎さんと長谷川さんに送られました。

知識としてだけではなく、命を感じられる良い機会となりました。 文責:R.H.