入試に関するお知らせ

2015イートン・サマースクール便り New8/3 22:40更新

2015年08月03日(月)

8月3日22:40更新
ついに帰国の日が来ました。朝、生徒は研修の成績表をいただき、この2週間の充実した日々を振り返っていたようです。成績表には先生方1人1人が、それぞれの生徒に対して、手書きで細かく評価を書いて下さりました。最後には研修の責任者のFussey先生からのサインが記入された立派なものです。生徒にとっては一生の思い出となるでしょう。
パスポートを受け取り、生活の場であったハウスに別れを告げ、空港へとバスで向かいました。ヒースロー空港までイートンの先生が来て下さり、最後のご挨拶をしました。中には涙を流している生徒たちもいました。

           パスポートの受け取り                                 毎日出入りしたハウスのプレート 
名残を惜しみながら搭乗手続きを終え、飛行機を待つ間も他校の生徒も交えて「まだイギリスにいたい」「英語をもっともっと勉強して留学したい」と語っていました。

                   バスをお見送り                                   先生方さようなら

                   イートンのネームプレートとリストバンド                          ヒースロー空港 
11時間余りの旅を終え、無事帰国しました。お出迎えに来て下さった保護者の皆様や先生方、本当にありがとうございました。    ( HF記 )

                      14:42、羽田に着きました                  15:50、お土産と思い出一杯の笑顔で到着ゲートを出ました 

8月3日06:00更新
現地時刻2日の19:18(日本時刻3日の03:17)にJL044便はヒースローを出発しました。
羽田到着は14:37の予定です。
 

8月2日17:00更新
今日(1日)は修了式がありました。午前中は最後の授業を受け、午後はウィンザーに出かけました。ウィンザーでは家族や友達へのお土産をたくさん買って、皆満足そうでした。

    ウィンザーでのお買い物
夕方からいよいよ修了式。全員が制服に着替えて緊張した様子で席に着きました。まず、コース修了ディナーです。スモークサーモンのオードブル。メインはヨークシャープディングを添えたローストビーフ。そしてデザート、と続き、どれもきれいでおいしく、イギリスの伝統的な料理を心行くまで味わいました。

     全員着席                                      ローストビーフ
Fussey先生からのスピーチでは、研修に関わったすべての方々への感謝の気持ちを伝えるとともに、生徒に対しては研修で学んだことに自信をもって、活躍して下さいと、励ましのお言葉をいただきました。引き続いて表彰式が行われ、毎日のdiaryが優れていた人たち、研修期間中の進歩が著しかった人たちなど男女それぞれ5名ずつ表彰されました。皆誇りに満ちた笑顔で記念品を受け取りました。

      表彰式                                      Fussey先生のご挨拶
最後に先生方もスタッフの方々も一緒に、全員でのディスコ。皆の心がひとつにまとまった瞬間でした。

           ディスコでフィバー、フィーバー!! 

    お世話になった先生方とスタッフの皆さま 

今日無事に、修了式を終えることができ、皆、もっとイートンにいたい、と口々に言っていました。明日(2日)の夕方には離英します。

 

8月1日13:25更新
31日は、朝から抜けるような青空のもと、楽しみにしていたOxfordへと向かいました。久しぶりに少し気温が上がり、絶好の観光日和でした。途中、馬や羊が草を食べている広大な牧草地を通り過ぎ、いよいよ大学の町、Oxfordに到着。

   Oxford                                               ハイストリート
大学の中に町がある、というほどたくさんの建物がひしめき合っています。一方で、華やかな店が並び大勢の観光客が行き来する観光地でもあります。今回は全体を2分割して、午前に市内見学、午後パンティングのグループとその逆のグループとふた手に分かれました。
まず全体で16世紀に設立されたクライストチャーチを見学しました。ここは普段は長蛇の列だそうですが、ほとんど待たずに入場できました。「不思議の国のアリス」を書いたルイス・キャロルはこのカレッジの数学の先生でした。またハリーポッターの映画の魔術学校のヒントにもなったので、観光スポットとしてとても人気があります。ギフトショップにはアリスとハリーポッターグッズがたくさん並んでいました。

     クライストチャーチのグレートホール                                      中庭とトムクワッド
グレートホールの階段やテーブル席では皆熱心に写真撮影をしていました。ホールに一歩入るともう映画の世界、という趣です。大聖堂では美しいステンドグラスに魅了され、荘厳な雰囲気に浸りました。その後、パンティング。テムズ川に合流していくチャ―ウェル川で、ゆったりと川遊びを楽しみました。

     グレートホールのテーブルセッティング                                 ステンドグラス
昼食後は市内見学。スタッフの説明を聞きながら、おもなカレッジを見学しました。イギリス国内で出版されるすべての本を所蔵しているボードリアンライブラリー。閲覧室のラドクリフカメラの地下には長い蔵書室があるそうです。隣接するシェルドニアンシアターではちょうど卒業式が行われていたようでした。

      パンティング                                            船着き場で

       ラドクリフカメラ                                       オールソールズカレッジ(大学院生のみ)
見学後は自由行動。生徒は目当ての店でお土産をたくさん買い込みました。集合はカーファックスタワー。町の中心の交差点に位置し、遥か昔からずっと大学を見守っているかのように立っている塔です。だれも遅れることなく指定された時間に集合して、イートン研修の最後の見学を終えました。

         カーファックスタワー                                   オクスフォード大学出版局の書店前で
夕食後は最後のダイアリーとイブニングアクティビティ。先生や研修の仲間へのメッセージをたくさん書きました。明日の夕方はいよいよ修了式です。                             

7月31日13:30更新
30日、午前の授業を終え、2時からカレッジホールでイートンの紋章の話を聞きました。カレッジホールはウェルカムディナーをいただいたところです。このホールははイートンのキングズスカラーと呼ばれる特別優秀な生徒のみが使用できる場所ですが、たくさんの紋章が飾られて荘厳な雰囲気です。
カレッジホール      紋章についての講義
紋章は日本の家紋のようなものですが、デザインが凝っていてとても美しいです。生徒はワークシートを渡され、カレッジホール内に飾られた紋章を丁寧に調べながら、質問に答える形式で記入していきました。最後に自分自身の紋章をデザインしてみました。


ワークシート                                解答中
次にイートンカレッジの歴史についてのワークシートを使って、創立以降の歴史をたどりました。fellowやscholarという普通に習う単語も、ここでは特別な意味で使われていたり、石壁や木の机に代々の生徒たちが彫った落書きがたくさん残っていたりと、普通の観光では見られないものを見ることができました。


ワークシートに記入中                                 最古の教室
石壁の落書
夕方2時間余りの自由時間が与えられて、生徒は早速イートンの町へショッピングへ出かけたり、部屋で休んだり、と思い思いに過ごしました。夜のアクティビティは映画上映。今回はMr. Beanを見ました。日本でも人気のコメディで大いに笑い、楽しいひと時でした。

映画鑑賞のため移動                                     映画の準備

7月30日14:05更新
29日、午前の授業を終えて昼食をすませた後、歩いてウィンザー城の見学に行きました。 イートンとウィンザーはテムズ川をはさんで接しています。今日まで生徒たちは、「自由時間にテムズ川の橋を渡って対岸へ行ってはいけない、」というルールで過ごしてきました。今回初めて橋を渡りました。イートンカレッジからウィンザー城までは徒歩で20分位。橋を渡った途端賑やかな観光地へと足を踏み入れます。


  テムズ川                                  テムズ川の橋の上で
城に入る前に持ち物検査があります。やはり実際に週末は女王様が過ごされる場所ですので、厳重にチェックを受けました。音声ガイドを借りて、城壁の間を通って城の中へと進みます。城内は撮影禁止ですが、生徒はその分、集中して見学できました。ハンプトンコートと同様、豪華な部屋や食器のコレクション、武器の陳列など王家の繁栄の歴史が手に取るようにわかりました。中でもドールハウスとチャペルは圧巻でした。

 ウィンザーの通り                                             城の前で

 音声ガイド                                               セントジョージチャペル
見学後は自由時間。お土産の買い物をたっぷり楽しみました。夕食はウィンザーとは逆方向に20分ほど歩いたところにある、イートンウィックという町のインド料理店でインド料理を食べました。

インド料理店                                             カレー

インド料理を堪能しました

植民地時代の名残なのかイギリスにはたくさんのインド料理店があり、何種類ものカレーを食べることができます。今回はコースになっていて、スパイスのきいた数種類の料理を味わうことができました。イギリスではインド料理はとてもポピュラーで、スタッフの1人は週に1度は食べる、と話していました。
夕食後カレッジに向かう田舎道で牧草地の広がる先に、うっすらと虹がかかっていました。絵にかいたような美しい風景でした。

虹です!!

7月29日14:20更新
今日28日は朝から太陽が顔をのぞかせ、少し気温が上がりそうな気配でしたが、結局1日中10℃台のままでした。午前は2コマ授業。昼食を終えるとすぐに最後のロンドン見学に出かけました。
今回は自然史博物館と科学博物館のいずれかを選んで見学しました。自然史博物館では恐竜の大きな骨や化石の展示から始まり、長い地球の生物の歴史をたどりました。日本の3・11地震の映像も流され、画面を見ながら涙を流している観光客もいたそうです。

科学博物館
科学博物館では産業革命の蒸気機関から現代のICTまで、幅広く科学の進歩をジャンルごとに展示していました。体験コーナーも用意されてにぎわっています。計算機の進歩のコーナーに日本の算盤が紹介されていたり、家電の進歩のコーナーで、かつての日本製品が紹介されたりしていました。ウエラブル端末の紹介では、コンピューターの進歩の速さに改めて驚かされました。

科学博物館での、体験コーナー              算盤も日本の計算機、Japanese abacusと明記されていました。
博物館見学後はクイーンズエイトへ。ここはイートンカレッジが所有する小さな島です。ちょうど川の中洲になったところに、豪華な設備が整ったボートハウスがあり、そこでバーベキューで焼いたステーキの夕食。緑の芝生の上で思い切り動き回ってから、生徒たちは本当においしそうに食べていました。

島へ渡る船                                       ボートハウスの内部
 
庭でスポーツ                                       サラダバー
今日はDiaryもここで。丸いテーブル一杯にノートを広げて熱心に書いていました。途中先生方が見回ってコメントをしたり、間違いを直したりしてくれました。研修の初期に比べると一回に書ける日記の分量が増えて、どんどん上達しているのが実感できる、と生徒達はうれしそうでした。

夕食風景                                            diary 

7月28日13:40更新

今日(27日)は待ちに待ったロンドン観光。朝食後早速バスでロンドンに向かいました。今回は渋滞もなく、スムーズに到着。早速お弁当のサンドイッチやフルーツなどを受け取ってから歩いてバッキンガムパレスへ向かいました。今日の予想気温は17℃。風が強いときは、まるで「木枯らし」の中を歩くようです。幸い雨には降られず、日が差してほっとする場面もありました。
真夏の寒さにとまどう生徒がいる一方、次々に展開する観光スポットに興奮気味な生徒は、寒さも忘れて歓声を上げながら写真に収めていました。観光客の服装はさまざまで、真夏の格好の人から防寒着に身を固めた人までいます。

  写真左:お弁当の受け取り    写真右:ホースガード
まず訪れたのはバッキンガム宮殿。ホースガードパレードを見学しました。真っ赤な制服と大きな帽子の衛兵はまるで絵本の世界のようです。その後プラタナスの生い茂る公園を通り抜け、国会議事堂方面に向かいました。観光客でごった返すなか、グループから遅れないようにとやや緊張して足早に歩きました。

写真左:バッキンガムパレス      写真右:橋の上でのバグパイプ演奏
ロンドンアイの大きなカプセルのなかでは、しばし雑踏を忘れて眼下に広がるロンドンの街並みをゆっくり眺めました。

ロンドンアイ(大観覧車)のゴンドラ内にて
およそ30分で再び地上へ戻ると、今度はテムズ川下りです。大きな観光船に乗って、タワーブリッジに向かいました。船のガイドはユーモアたっぷりに周囲の景色の説明をしてくれます。典型的なロンドンっ子の発音の説明を聞きながら、左右に展開するさまざまな景色を堪能しました。

写真左:ロンドンアイから見た国会議事堂とビッグベン    写真右:テムズ河畔のシェークスピア・グローブ劇場
下船後、ロンドン塔を間近に眺めながら、そこに秘められた悲しい歴史についてスタッフから説明を聞きました。
夕方ハウスに戻ってロンドン観光のdiary を書いた後は、夜のアクティビティ。昨日に続いて室内での活動を行いました。

写真左:観光船から見たタワーブリッジ    写真右:ロンドン塔にて

7月27日11:30更新
今日26日は、いよいよ授業見学の日です。1限の授業を見学させていただきました。真新しい語学の教室で10人ほどのクラスに分かれて授業が展開されています。最初に訪問したJasper先生のクラスは、翌日見学するロンドンの名所について、ビデオ映像とプリントを使っての事前学習です。次に訪問したFaye先生のクラスは、カードを組み合わせて「予定」の表現の練習。最後に訪問したHannah先生のクラスは、人物紹介のプレゼンを行うためのカード作りでした。それぞれ内容は異なりましたが、生徒は一生懸命取り組んでいました。

午後はスコーン作りです。カフェテリアの担当の方に作り方を習いました。小麦粉にバターを練り込み、生地を型でくり抜いてオーブンで焼くという簡単な手順でとてもおいしいスコーンが出来上がります。早速クリームとジャムを付けていただきました。

その後、イートン校のNatural History Museumを見学しました。この博物館はイートン校の生徒の学習のためのものですが、整備されて今では一般公開されています。所狭しと並んだ剥製や標本の数々。ここにはダーウィンの「種の起源」の手書き原稿が所蔵され、そのコピーが展示されています。さらにT.H.ハクスリーの、進化論を擁護する文章も展示されています。教科書でしか学べない歴史的事実を、実際に起こったものとして強く実感できる博物館です。

夕食後はハウスで、マシュマロとスパゲッティを使ったタワー作りを楽しみました。数学的な力が試されるゲームで、皆夢中になって取り組んでいました。

7月26日21:00更新
25日、午前の授業を終えてバスでハンプトンコートに出かけました。昨日までの雨が上がり、青空のもとすがすがしい気分で出発したまではよかったのですが、途中道路工事の渋滞に巻き込まれてしまいました。車窓から見える昔ながらの姿をとどめた古い家並みをながめつつ、少しずつ進んで行きました。
1時ころの到着予定が2時半すぎになってしまい、生徒も疲れを見せ始めていましたが、宮殿の芝生にすわって昼食のサンドイッチを食べる頃には、すっかり元気を取り戻しました。


皆で記念撮影をしてから入場。

ヘンリー8世の宮殿だったハンプトンコートは贅の限りを尽くした建物です。テムズ河畔に建てられ、美しい庭園と豪華な内装に圧倒されます。特にチューダーキッチンと呼ばれる王室の台所は圧巻です。生徒はスタッフと一緒に音声ガイドを聞きながら、王様の暮らしに思いを馳せて1つ1つ丁寧に見学していました。

建物の前には幾何学模様に整然と整えられた広大な庭園が広がっています。ようやく少し暖かくなったなか、生徒達は思い思いに散策を楽しんだり、ギフトショップでの買い物を楽しんだりして午後のひとときを過ごしました。

7月25日12:10更新
24日は、朝から雨模様で肌寒い一日でした。皆厚手の服装を心がけてはいるものの、一歩外に出ると思わぬ冷気に触れて身を縮めてしまいました。気温は20℃を大きく下回っています。
それでもほとんどの生徒が元気一杯に活動に励みました。午前中は教室での授業。午後はドラマの授業からスタートです。今度は演劇を学ぶ教室を使用し、演劇での発声の仕方、表情の作り方、身のこなし方などを学び、実際にグループごとに演じて発表しました。最初は恥ずかしがっていた生徒も、最後には表情たっぷりに堂々と演じていました。

自由時間をはさみ、今年オープンしたばかりのJafar Galleryへ。このGalleryはイートンの卒業生のJafar氏の寄付で作られた豪華な建物で、同じく卒業生から寄贈された古代エジプトの芸術作品が展示されています。生徒はプリントの課題を与えられ、展示品を見ながら発見した内容を記入していきました。


その後、同じ建物内のホールでディベートについて学びました。ディベート用に特別に作られたホールはどこからも声がはっきり聞こえるように設計され、大変ぜいたくなホールです。スタッフからディベートのルールの説明を聞き、実際に練習をしました。テーマはmulticulturalism(多文化主義)。ほんのさわりの部分だけでしたが、生徒にとってはとても刺激になるひとときでした。と同時にこうしてイートンの生徒は議論の仕方を学ぶのかと、とてもうらやましく思えたひとときでもありました。

夕食後はキャンパス内のコンサートホールで、混声グループのボイスパーカッションによるコーラスを楽しみ、大いに盛り上がりました。ちなみにこのグループのボーカリストはイートン在学中は聖歌隊のメンバーで、聖歌隊として来日したこともあるそうです。

 

7月24日(金)12:10更新
昨日から肌寒い日が続いています。朝食時、カフェテリアでの外気温は13℃。日中でも20℃程度までしか上がりません。上着やカーディガンを羽織って過ごしています。

今日は午前中8:30から12:30まで教室での授業。午後はまず、Museum of Eton Lifeを見学しました。イートン校での生活を卒業生(イートニアン)であるスタッフたちが、ユーモアを交えて丁寧に解説をしてくれました。創立当初から学問だけでなく、生活面もしっかり指導をうけ、「紳士」になるべく教えられてきたことが手に取るようにわかりました。

イートンでは机上の勉強だけでなく、スポーツや芸術にも力を入れ、あらゆる施設が整っています。なかでもドーニーレイクでのボートはイートン生にとって重要なスポーツです。午後4時に、全員でドーニーレイクに出かけました。ドーニーレイクはイートンカレッジの所有です。日常的に生徒の練習場所となっていますが、一昨年のロンドンオリンピックではボート競技会場として使用されました。
ライフジャケットを着て、オールの持ち方と漕ぎ方を習い、いざ水上へ。男女半々のチームで心を合わせて、one two one two…汗だくになり、水しぶきを浴びながら一生懸命漕ぎました。水面をすべるように進むチーム、だんだん横にそれて行くチームとさまざまでしたが、最終的には全員で2レース行い、レースのおもしろさも体験しました。

夕食はボートハウスでのBBQ。その後ディスコダンスを行い、スタッフに様々なステップを教えてもらい、イギリスのティーンエイジャー達の生活を思う存分楽しみました。夜9時頃にドーニーレイクの水面に日が沈み始め、みごとな夕焼けで、生徒たちもバルコニーにでてカメラに収めていました。

7月23日(木)12:20更新
今日(22日)も良い天気に恵まれ、朝からロンドン見学でした。午前中は大英博物館見学。イートンからバスで1時間余りで到着。博物館の中は大勢の観光客で混雑していましたが、最初の1時間はグループに分かれて先生の解説を聞きながら見学。その後自由行動になってそれぞれ好きな展示を見学しました。ミュージアムショップではおもしろいものをたくさん見つけたようです。 

大英博物館でサンドイッチのお弁当を食べて、いよいよ劇場へと向かいました。ロンドンの最も賑やかな地域を皆でまとまって歩くのはとても緊張したようです。カバンをしっかり前にかかえ、足早に歩きました。スタッフも頻繁に ゛Girls, together!”と叫んでいました。
 
いよいよLyceum Theatre に到着。観客席は満員。Lion Kingは日本でもよく知られているので、生徒たちも思う存分、歌と踊りに浸ることができたようです。劇場も歴史の重みを感じさせる造りで、急こう配の2階席からは舞台の様子が大変良く見え、本場のミュージカルを堪能しました。

夜は劇場近くのイタリアンレストランで夕食。ロンドンのレストランの雰囲気に直接触れることができました。夕食後再びバスでイートンに戻り、8時半から英文日記を書きました。皆疲れているようでしたが、最初にQーAを行い、テーマの選び方などのヒントを与えられて1時間ほど自由英作文を書きました。
 

7月22日(水)22:15更新
7月21日は再び太陽が顔を見せてくれました。午前中は授業が2コマ。カフェテリア(Bekynton)の裏側に新しく完成したばかりの近代的な校舎の中です。授業は研修期間中1回だけ公開日があって見学できる予定です。
今日のランチはひき肉を使ったチリ風味のキーマカレー風。夕食は香辛料のきいたチキンのCajun風でした。なかなかインターナショナルなメニューで、たっぷりのサラダと甘いデザートが必ずつきます。

午後はスポーツ。広い芝生の上で思い切り走り回りました。事前に種目の説明を聞いて、1人の北鎌生が日本では障害物競走と呼んでいる、と伝えておいたところ、スタッフが早速「shougaibutsu-kyoso」という日本語を取り入れてくれ、競技に対する生徒の理解が一気に深まりました。麻袋の代わりにゴミ袋に両足を入れてジャンプしながら進んだり、二人三脚をしたり・・・まさに本校の障害物競走そのもの。日本独自の種目と思っていたのが、実はイギリスでも普通に行われていることを知って逆の意味で異文化体験をしました。

たっぷり汗をかいた後は、Dramaの授業。今日は音楽にのってリズムを取りながら体を動かす練習からスタートしました。パントマイム風に動いて、何を表現しているか推測し合ったり、とても充実した楽しい授業でした。
夜のアクティビティも始まり、英文日記を書き、その後映画鑑賞を行いました。

7月21日(火)12:15更新
20日、皆元気に起床。ハウスでの最初の朝を迎えました。今朝はイギリスらしい、しとしと降る雨模様の一日でしたが、時折日も差し、夕方には恒例の記念写真撮影が行なわました。
朝はまず英語のクラス分けテストからスタート。その後イートンのキャンパスツアー。とにかく広くて皆びっくり。手入れの行きとどいた芝生がどこまでも続きます。600年も続く建物のレンガ色と芝生の緑とのコントラストがとても素敵です。
午後の授業のあとは制服に着替えて記念撮影。そしてイートンの誇るカレッジホールでのウエルカムディナーでは、イートン校側の責任者George Fussey先生から心のこもったスピーチがありました。
A once-in-lifetime experience (一期一会)の出会いを大切に、という先生のお言葉を胸に、明日からの研修を充実させようという思いを新たにしました。

7月20日(月)18:50更新
高1、2の希望者を対象としたイートンカレッジ・サマースクールが今年も実施されます。7月19日から8月3日までの16日間、イギリスのイートン校での語学研修を行います。イートン校は、全寮制の男子校ですが、夏休み中は、世界中の高校生の男女を対象に語学研修を行っています。今年は、本校からも12名(高2:9名、高1:3名)の生徒が参加します。一行は、19日午前9:00に羽田空港に集合し、引率教諭1名とともにJL043便は定刻通り11:20羽田を出発。校長先生を始め先生方や保護者の皆さまに見送られて、元気一杯に出発しました。

 

約12時間の空の旅を終え、抜けるような青空のもとで、イートンのスタッフと対面。バスに乗り込み、30分ほど走ると、もうイートン校です。

生い茂る木々に囲まれた建物は600年の歴史の重みを感じさせます。宿舎のGodolphin Houseでのオリエンテーション、カフェテリアでの夕食と初日のメニューも無事こなしました。