入試に関するお知らせ

クラブに注目!! No.023  文芸部「We create the small world」

2016年01月20日(水)

北鎌倉女子学園一号館三階の一番端っこ。そこに、私たち文芸部があります。発行している部誌「紫陽花」は今年で五十四号を数えました。表紙は毎回違う色にしていますが、青系の色だと人が来やすいというジンクス(?)があります。因みに今年は藍色で、沢山の人がいらっしゃいました。でも青系ばかりだと飽きるんですよね。表紙の文字は書道部さんに頼んでいて、とても格好良い字になっています。

「紫陽花」は短編や詩を載せていますが、もっと長い小説を書くと、一冊の本にできます。文庫本を模した装丁をしていて本物の本みたいです。自分の書いたものが一冊の本となるのは、かなり感動するものです。

文芸部はこれらを発行するだけでなく、様々な活動をしています。百人一首大会を開催したり、横浜で文学散歩もしたりしました。この前の文化祭では、他の文化部とコラボしました。架空の学校「南鎌倉女子学園」を舞台に、全部活に入っている超人少女と愉快な仲間達が色々な文化部で過ごす日常を書き、各部に置かせていただいたのです。一応文化部の活性化という建前ですが、私たちはただワイワイ楽しい文化祭をやりたかっただけなのでした。設定を考えて暴走したり、漫研さんによる美麗イラストに興奮したり、小説をコンプリートしてくれた人に感動したりと楽しかったです。今年も楽しいことをやりたいです。まあまだ何も決まってないんですけどね。

私たちはよく地味だとか何やってるか分からんと言われますが、小説は自分を表現する良い手段です。抑えきれない怒りも憎しみも哀しみも後悔も淋しさも嘆きも、言葉にして昇華するのです。想いがいつか薄れて見えなくなったとしても、言葉はいつまでも残りますから。忘れたくない想い出を書き留めておきたいとは思いませんか。そう思った誰かさんが文芸部の扉を叩くことを待っています。

さあ、私たちの小さな世界を創りましょう。

 

(文芸部 A・S)