入試に関するお知らせ

6月3日、高3生は歌舞伎鑑賞教室に行きました

2016年06月06日(月)

6月3日(金)、高3生は国立劇場で2日から始まった、6月歌舞伎鑑賞教室「新皿屋舗月雨暈(しんさらやしきつきのあまがさ)―魚屋宗五郎(さかなやそうごろう)―」へ行ってきました。中間試験の直前ではありましたが、古典芸能に触れる良い機会となりました。今年は高3生と一緒に、KimberlyさんとXaraさんの2人のインターン生(こちらを参照)も鑑賞しました。
Xara曰く「I love now the music accompaniment changes according to the play, it was perfectly and beautifully done.(音楽が場面転換に応じて完璧に美しく変化することに感銘を受けました)」
演目については、世話物ということで歌舞伎ならではの隈取りや派手な立ち回りはありませんでした。それでも、主役の宗五郎を演ずる中村橋之助さんが、禁酒の誓いを破って酒を口にしてしまい、みるみる豹変していく様子に滑稽と悲哀が感ぜられ、これもまた歌舞伎だと実感しました。
その橋之助さんの屋号は「成駒屋」。芝居の途中で後方より「成駒屋!」と声が掛かります。国語の授業で予習していたものの、いざ劇場となると掛け声を発するタイミングがつかめず、生徒も教員も黙したまま鑑賞を終えた次第です。 文責:N.K.
0603k2 0603k3
写真左:劇場のロビーに展示されている等身大の「鏡獅子」前で記念撮影。
写真右:Xara(左)とKimberly(右)は英語のイヤホンガイドを借りて観劇、初めての歌舞伎に感激していました。(Kimberlyの感想はこちらを参照)

0603k1