入試に関するお知らせ

2016 6月の教育実習期間が終わりました

2016年06月21日(火)

紫陽花が咲き誇る美しい季節に、私たち教育実習生が今年もやって参りました。
3週間は思った以上に短く、しかしそれ以上に密度が大変濃く、とにかく充実した毎日でした。
今年度も行事の変更があり、実習中に前期中間試験で、生徒たちとあまり関わらない中で、もどかしい思いもありました。
一方で、実習生は朝から模擬授業を重ねるなど、お互いに授業の質を大いに高め合い、この短い中で沢山の絆も結びました。
実習生のコンサートは、授業以外で生徒たちに自分たちの専門実技を伝えられる場であり、生徒たちに沢山の刺激を与えたいと思い、少ない時間で準備をして参りました。
本番は、自分自身もこのような場で、更に成長することがあったと感じています。
ただ、コンサートの直前でも教室のワックスがけなど、美化週間の念入りな掃除にも全力で向き合ったこともあり、業務との両立は体力的にも精神的にも本当に辛いものがありました。
それも、終演後の生徒たち、先生方の笑顔と拍手を見た際、全てが吹き飛び、晴れやかな思いに包まれました。
先生方は毎日この環境の中で生徒たちと常に全力で向き合っておられ、そんな先生方の姿を垣間見られた私たちは大きな思いをまた胸に刻むことができました。
この3週間、生徒たちとも様々なコミュニケーションをとり、私たちも気付かなかった中高生の心の内を沢山受け止めました。この経験はこれからの人生でもまたとない時間であったと強く感じております。
最終日の本日、大雨により休校で、ホームルームクラスとお別れができず、心にぽっかりと穴が空いてしまったような、何とも表現しがたい思いにもなりましたが、この3週間を通じて、伝えたかったことは全力でぶつかり合って感じあえたのではないか、と改めて気付きました。
生徒の皆さんもいつか気付いてくれたらと思います。
このような中でですが、私たちは今日でそれぞれの大学に戻ります。
本当にお世話になりました。
在学当時から、また教育実習を通して私たちをまた大きく成長させて下さった先生方にはお礼の言葉が数えきれません。
更に生徒のみなさんにも、私たちにかけがえのない綺麗なページを下さったことに感謝を伝えたいと思います。
ありがとうございました。
これからも、母校が益々の成長・発展し、実り多い毎日になることを、心よりお祈り申し上げます。
文責:実習生I.N.
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