森麻季氏　音楽科生徒を指導

2017年12月20日(水)

平成２９年度より、北鎌倉女子学園中学校高等学校の理事に就任された、世界的オペラ歌手である、森麻季氏が、１１月２９日に本校音楽科生徒を対象に、直接指導をしてくださった。（森麻季氏のプロフィールはこちら）
当日は、定期試験の最終日であったが、音楽科生徒たちは定期試験の疲れもなんのその、森氏からどのような指導をいただけるのか、興味津々、期待感マックスという顔つきで、会場に集っていた。生徒たちだけでなく、保護者のうち聴講を希望される方、十数名も期待感に満ちた表情で、会場におられた。
いきなりだが、森氏にご指導いただいた後の生徒たちの感想は、この上なく勉強になったというものばかりであった。声楽専攻の３名が直接ご指導いただいたわけだが、他専攻の生徒たちからも、さすがに世界に名を馳せる方は違うという、賞賛の声が飛び交っていた。森氏のご指導は、ステージへの出方、立ち方、お辞儀の仕方から始まっていた。心の持ち方は勿論である。音楽というものへの取り組みという点で、いわば同じ道をたどって来られた憧れの存在に啓発されるとともに、親近感を覚えるという面もあったようだ。
森氏ご自身も新鮮な体験で、楽しくも思われたようで、「また、いつでも来ますよ。声をかけてくださいね。」とおっしゃってくださるなど、本校音楽科にとってこれ以上はないというほど、有意義な機会であった。森麻季理事、有難うございました。

（文責　S.T.）