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Class Diary「球技大会の思い出」3年梅組

2020年02月15日(土)

ごきげんよう。3年梅組の体育委員です。
私たちのクラスは高校最後の行事である球技大会(11月1日)で、キックボールでは1位と2位、ドッヂボールでは1位という優秀な成績を残しました。
昨年度、高校2年生の時に行われた球技大会では、ひとつ上の先輩のクラスに負けてしまい、そのクラスは全ての競技で1位を独占してしまうほどの強さでした。高2と高3はクラスが変わらないので、来年は私たちも1位を独占しようと目標を掲げていました。
ところが、いざ高校3年生になると、受験勉強が本格的になり、各々自分のことで手一杯になることが多くありました。それでも、体育の授業時は常に全力で試合をしたり、お互いの弱点を指摘し合い、直したりと練習に励みました。今年度の球技大会ではバレーボールは1チーム、キックボールは2チーム、ドッチボールは1チームが出場しました。本番ではバレーボールは賞を取ることができなかったものの、キックボールでは二つのチームが決勝まで進み、ドッヂボールでは優勝をすることができました。思い出深い球技大会の日の中でも決勝戦のことが特に印象に残っています。試合の前、敵味方関係なく全員で円陣を組み、試合が終わった時には全員で抱きしめ合いました。私のチームは負けてしまいましたが、こんなにいいクラスはないと心の底から思った瞬間でした。
全体の最後の試合であるドッチボールの決勝戦では、準決勝で当たったライバルチームである三年生や、後輩達、そしてクラスメイトが声を枯らすほど応援してくれていたのを今でもよく覚えています。そして、高校一年生ながら決勝戦まで戦い抜いた選手達を尊敬します。当たったら自ら手をあげたり、転んだ選手を助けたり、全員が正々堂々とし、お互いを尊敬しあっていたあの時間はかけがえのない青春だと思います。
球技大会を通し、クラスで団結し本気で取り組むことの大切さを実感しました。今後、卒業後はみんなと離れ離れになってしまいますが、この経験を活かし、たくさんの人と本気で何かを成し遂げられる人になりたいと思います。
(H・I&H・K)