学園生活に関するお知らせ

高校1年教養講座「誰も取り残されないために何ができるか」

高等学校中高共通 2021年10月15日(金)

10月14日(木)の5、6限、高1を対象に教養講座が開催されました。ご講演いただいたのは、国連事務総長特別顧問、日本ユニセフ協会副会長を務めていらっしゃる高須幸雄先生です。「SDGsと日本:誰も取り残されないために何ができるか」というテーマでお話しいただきました。女子高生を対象にしているということもあり、特にジェンダー平等や女性のエンパワーメントに関するお話についても、たくさんしていただけました。

本校でも、SDGsへの意識を高めるために、ここ数年様々な活動をしてきましたので、今日の高須先生のお話は今までの学びをさらに深めるよい機会となりました。SDGsは決して国単位でとらえるべき問題ではなく、個人の単位で達成されているかどうかが大切であるという点や、高須先生が繰り返しおっしゃっていた「尊厳」や「自己肯定感」という言葉が、生徒にとっては特に印象的だったようです。最後の質疑応答の場面では、理事長先生も驚かれるほど生徒から盛んに質問が出されましたが、今回のご講演のキーワードとも言える「尊厳」という言葉に注目し、「日本ではあまり『尊厳』という言葉が日常生活で聞かれることはありませんが、他の国で『尊厳』に対する意識が高いと感じる国はありますか?」という質問も出ました。

これから様々な人生の選択をすることになる生徒たちにとって、自己肯定感を持つことの大切さ、そして自己の尊厳を守り、他者の尊厳も重んじるという姿勢がSDGsの根幹にあるという発見は、とても有意義であったことでしょう。「誰も取り残されないために何ができるか」というテーマが、深く心に響く教養講座でした。