入試に関するお知らせ

<学校長>2021年度卒業式学校長式辞

学園三長の部屋 2022年03月02日(水)

ただ今、普通科97名、音楽科20名、それぞれの代表者に卒業証書を授与しました。高等学校の課程を修了し、高校生としての責務をまっとうされたこと、立派だと思います。改めて卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。保護者のみなさま、お嬢様のご卒業を心よりお祝い申し上げます。

さて、三年前の入学式では、まだその面立ちにあどけなさがうかがえましたが、新たな旅立ちを前にした今日、一人ひとりが、美しく、頼もしい若者に成長されたことを嬉しく、また誇らしく思います。みなさんは、何ごとにも一生懸命に取り組み、青春の日々を精一杯生きることで自らの資質を磨き、個性を輝かせてきました。このことは、みなさんの努力のたまものです。しかし、同時に常に暖かな愛情をもって支えて下さったご家族や先生方の援助、そして共に励まし合い、困難を乗り越えてきた仲間たちのお陰でもあります。これからは、成長を支えて下さった方々への感謝の気持ちを胸に新しい世界を歩んでください。そして夢を追い求めながらより良く、より美しく成長して行かれることを期待しています。こころの翼を大きく広げ、希望をもって高く、高く飛翔してください。みなさんならきっとできます。

さて、この二年あまり、新型コロナウィルの影響で登校できない日々もありました。また、行事もあまりできませんでした。しかし、それでも日々の生活の中で、また形を変えて行った体育祭や文化祭などで最高学年として後輩たちの前に立つみなさんの姿は、進むべき道を示すよいお手本でした。後輩たちもみなさんからのメッセージをしっかりと受け止めてこれからの励みとして行くことでしょう。

卒業に際して、私からみなさんに2つの言葉を贈ります。

一つ目は、いままでに何度か話をしたことがあるので覚えている人もいるかもしれません。それは「和顔愛語」です。「和顔」とは、平和の「和」に「顔」と書き、穏やかな表情ということです。「愛語」とは「愛する」「国語の語」と書き、言葉を大切にするという意味です。つまり穏やかな表情で、できれば笑顔で相手を思いやった言葉遣いをする。これは健やかな人間関係をつくる心構えと考えて欲しいと思います。

二つ目は、「時を守り、場を浄め、礼を正す」です。時間を守るだけではなく、自分の言葉、約束を守る。誠実であること。自らの周りを整理し、みんなが気持ちよく生活できる環境を作る心遣いを持つこと。「おはようございます」「こんにちは」、「ありがとうございます」、「ごめんなさい」。挨拶や感謝、謝罪など思いを言葉にして伝えること。これは、社会人として人から信頼され、自立した生活する上での心構えと考えてください。「和顔愛語」「時を守り、場を浄め、礼を尽くす」この2つの言葉を贈ります。

これからたくさんの人と出会うことでしょう。出会いを大切に、自分らしさを大切に夢の実現に向けてチャレンジし続けて欲しいと願っています

北鎌倉女子学園は、みなさんの第二のふるさとです。いつでも帰ってきてください。そして話を聞かせてください。

最後になりましたが、保護者のみなさま方にお祝いと御礼を申し上げます。今日のよき日、立派に成長されたお嬢様の姿に感慨もひとしおのことと存じます。教職員一同、心よりお慶びを申し上げます。また、本日まで学園にお寄せいただきましたご支援、ご協力を深く感謝申し上げます。ありがとうございました。さらに卒業記念品として大型テント一張をご寄贈いただきました。大切に使わせていただきます。重ねて感謝申し上げます。

卒業生のみなさん、みなさんの健やかで輝かしい未来を心からお祈りしまして式辞といたします。

令和4年3月1日
北鎌倉女子学園高等学校
今泉  仁