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Clubgram「尾瀬至仏山に登頂しました!」ワンダーフォーゲル部

2022年08月04日(木)

8月1日~2日、ワンゲル部は生徒11名+顧問2名で尾瀬で山行合宿をしてきました。コロナ禍で過去2年間実施出来ていなかっただけに、満を持しての合宿となりました。ただ、例年ですとテント泊なのですが、テント内での密を避けるために山小屋利用としました。

初日は尾瀬ヶ原を散策し、高層湿原の草花を観察しました。夜にはビジターセンターでレクチャーを受け、尾瀬の歴史や植生を学びました。

2日目には至仏山の山頂目指して7:00前に宿を出発。森林限界を越えると昨日歩いた尾瀬ヶ原が眼下に広がる光景に、何度も足を止め見入ってしまいました。11:30に13名全員が登頂を果たし、昼食後、14:50に下山しました。2日間、天候にも恵まれ大きな怪我もなく、無事に合宿を終えられました。では、生徒の感想を紹介しましょう。

『印象的だったのが、逆さ燧ヶ岳です。水に映った燧ヶ岳がとても美しくて思わず何枚も写真を撮りました。至仏山登山では、最初かなり気持ち悪くて登りきれるか心配でしたが、途中から復活して頑張って登りきることが出来ました。山頂に着いた時と鳩待峠に到着した時の達成感が凄かったです!』(高1:M.M.)

『尾瀬ヶ原で最も印象に残ったのは中々見ることの出来ない高山植物が咲いていたことです。時々聞こえる水のせせらぎ音が心地よく、五感で楽しむことが出来ました! 当日は幸い雨も降らず、森林限界を迎える頃には、尾瀬を眼下に壮大な景色を見ることが出来ました。途中の木の階段がきつかったです。それでも部員のみんなも頑張っていて、慣れていない下級生の子達も諦めず常に上を向いて登る姿に、私自身が勇気づけられました。登山ってほんとに素晴らしいなということに改めて気付かされました!』(高2:H.S.)

『ずっと「遥か」だった尾瀬にやっと来られた感動がとても大きかったです。どこまでも続く広大な湿原と遠い空、彼方にそびえる燧ヶ岳を見て開放的な気分になり、駆け回りたくなってしまいました。光を受けてきらきらする池塘や随所で咲き誇る色とりどりの花々が本当に美しくて、時間がゆったりと流れているような感覚がしました。尾瀬はとても気分が落ち着くところです。夏が来るたびに思い出しそうなほど、印象深い光景でした。至仏山の頂上からの雄大な景色を見ていると、日常生活の悩みがちっぽけなものに思えてきました。しかし、キタカマワンゲルで山に行くのももうほとんどないのかと思うと、寂寥感に襲われてしまいました。』(高3:M.W.)

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