学園生活に関するお知らせ

定期演奏会に向けて〜その2〜

2023年11月16日(木)

いよいよ、第58回定期演奏会が数日後に迫り、中学音楽コース・高校音楽科は最後の追い込み練習が続いています。

3日連続でお送りする定期演奏会前の様子、本日は「その2」と題して、高校弦管打楽器合奏の様子です。

高校音楽科では、専攻別に合唱、弦楽器合奏、管打楽器合奏に分かれて授業を選択履修しています。
普段は弦楽器と管打楽器は別々に授業を受けているので、以前の定期演奏会では別々の発表を行ってきました。
しかし、昨年度から合同で1曲を演奏する形式を取るようになり、普段の授業とは異なった新たな学びを得る貴重な機会となっています。

弦楽器と管楽器、打楽器では、そもそもの発音原理が異なるため、タイミングを合わせることやフレージングの取り方など、様々な面で違いやズレが生じます。
オーケストラにはたいてい指揮者がいるためある程度調整されますが、合奏は指揮者を立てず自分たちの呼吸感で合わせていきます。

この約2週間は、よりアンサンブルの精度を高め、音楽的な表現ができるよう毎朝自主練習を重ねてきました。

今回演奏するのはシュポア作曲「二つのヴァイオリンのための二重奏曲  作品67-2」より第2、3楽章です。
本来はヴァイオリンデュオの作品ですが、管打楽器も入れたミニオーケストラのような形に編曲をして演奏いたします。
原曲の良さを活かしつつ、今回限りのオリジナルサウンドを楽しんでいただけるよう、最後まで頑張って練習したいと思います。