学園生活に関するお知らせ

高3歌舞伎鑑賞教室

2024年06月16日(日)

6月14日(金)、高校3年生はサンパール荒川で歌舞伎を鑑賞しました。古典の授業でも能や歌舞伎について学んできましたが、本物に触れて日本文化への理解を深めることができたと思います。

以下は生徒たちの感想です。

・「歌舞伎の見方」解説で、解説をしてくれた方と飛脚と黒子とのやり取りが特におもしろかったです。

・思ったより台詞が聞き取れたり、動きや音楽で内容がわかったりしたことが意外でした。

・梅川さんなど女方の声に最初は戸惑いましたが、徐々に違和感がなくなりました。着物の裾捌きが美しかったです。最後に忠兵衛に「死んでくれ」とストレートに言われていたのも驚きましたが、それに「はい」とすぐ答えたことやお金持ちの八右衛門を選ばずに忠兵衛を選んだので、一途だと思いました。

・想像していた結末と違って驚きました。最後がハッピーエンドや解決策が示されず、忠兵衛が泣きながら終わるのがもやもやしました。しかし、忠兵衛がおえんさんの足音でびくびくしていたことから、それほどまでに横領の罪の意識に震えているのかと伝わってきました。

・イヤホンガイドで、忠兵衛の最後の心情の描写について詳しい解説を聞けて、理解が深まりました。