
2024年11月02日(土)
10月29日(火)、はるひ会(PTA)文化部主催の鎌倉史跡めぐりが行われました。
肥後細川氏と縁を深めた大町の安国論寺と妙法寺をめぐりました。雨が降り気温も低いというあいにくの天候ではありましたが、保護者の皆様は足元の悪い石段を登って見晴らし台まで上がっていかれたりと、この機会を楽しんでくださっているようで嬉しく思いました。猿の像をみつければ、案内人である大貫先生から「日蓮聖人が焼き討ちにあった際に逃げ道を案内したのが猿だったのです」とすぐに教えていただき、多くのことを学ばせていただくこととなりました。
安国論寺の境内には日蓮聖人の桜の杖が根付いたといわれる「妙法桜」がありますが、杖をさかさまにしたためこの桜は背が高くならなかったという言い伝えがあるそうです。
松葉が谷妙法寺はわずか4歳でなくなった耇姫の供養のため細川齊茲が寄進したもので、本堂内の天井や欄間、襖戸に極彩色の花鳥画が描かれています。今回の史跡めぐりでは、ここを特別に御開帳いただきました。天井には100枚の異なる植物の絵がありましたが、中には当時はまだ日本になかったといわれている花の絵も描かれていたりするそうです。
ご住職にもお経を唱えていただいただけでなく、いろいろなお話を聞かせていただき、貴重な時間を過ごすことができました。拝観料は熊本城など熊本の復興支援に支援金として使われるとのことで、一日も早く復興することを願っています。
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