

2025年12月18日(木)
最終日の羽ばたけ講座は現在、慶應義塾大学環境情報学部2年生の下山優里香先生をお招きし、国際的な視野と社会課題解決への情熱に基づいた高校生活と、大学入学後の活動についてご講演いただきました。
下山先生は高校時代から「社会課題を国際的な視野で広げたい」という軸を持ち、学校内外の多様な機会を能動的に活用されていました。
その活動の例として、スタンフォード・アントレプレナー シップに参加し、自身が考案したビジネスモデルのプレゼンテーションを行ったとのことです。この経験は、単なるアイデアで終わらせず、社会で実現に向けた起業家精神(アントレプレナーシップ)を育む土台となったとお話されていました。学校にある、または目の前にある「機会」を逃さないことが、その後の活動の幅を大きく広げていたような印象でした。
下山先生の学習方法については全科目に共通して学校の勉強や定期試験をペースメーカー(自分のペースをはかるもの)と位置づけ、基礎を固めることに注力して取り組むことで自分の好きな英語やプログラミングなどに応用することができたとおっしゃっていました。
大学入学後も、社会課題解決と国際交流への情熱はさらに加速しており、 日米協会新駐日大使歓迎会やアメリカボウルなど、日米間の交流イベントに積極的に参加しているようです。
下山先生は、「ゼロの日を作らない(5分でもいいから何かやる)」というモットーを紹介し、継続することの重要性を強調されていました。
「目の前の機会を逃さず、一歩踏み出す行動力」の大切さが実感できた講演会でした。

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