

2025年12月28日(日)
ワンダーフォーゲル部は、山登りやキャンプなどのアウトドア活動を行う部活ですが、普段の部活では山で必要な技術の訓練を行ったり、基礎体力作りをしたりしています。今回は、山で火を起こし、調理をすることを想定した活動を行いました。
以下、生徒の感想です。
ガスバーナーとカートリッジを正しく使えるようになることを目的として、火起こしの練習を行いました。焼きマシュマロや焼きおにぎりなどの簡単な調理に挑戦しました。また、お湯を沸かして、火加減の調整や器具の扱い方を学ぶことができました。
今回は他の学年が校外学習で不在だったため、活動に参加したのは高一だけでした。人数が限られていた分、一人ひとりが担当する部分が多く、準備から後片付けまで責任を持って動くことが出来ました。特に今回は、企画段階から自分たちで考えて進める初めての取り組みだったため、不安もありましたが、学びや達成感を得られる活動となりました。
とはいえ、改善点もいくつか見つかりました。部員同士や先生方との連携が十分に取れず、準備の進み具合や作業の分担について共有が行き届いていない場面がありました。話した内容を文章で伝えるだけでなく、口頭でもしっかり確認し合うことが大切だと気づきました。
一番印象に残っているのは、先生方や部活のメンバーとした談笑の時間です。普段ゆっくりと話をする機会はあまりありませんでしたが、今回の活動では、自然と会話が生まれ、普段は聞けない話を聞くことができました。こうした何気ない時間がとても温かく、活動全体をより思い出深いものにしてくれたと思います。
今回の火起こしを通して、技術だけでなく、計画性やコミュニケーションの重要さを改めて学びました。次の活動では、今回の反省点を踏まえ、よりスムーズで充実した活動にしたいと思います。
(H.M)

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