入試に関するお知らせ

7月6日、「鶴岡八幡宮 吉田宮司 講話を聴く会」を行いました。

2018年07月06日(金)

7/6(金)、中学2年生・中学3年生・高校2年生が、鶴岡八幡宮で、吉田宮司のお話をうかがいました。

翌7/7(土)が七夕ということもあり、境内は七夕の飾りに彩られていて、普段とは違った趣でした。吉田宮司も、季節に合わせて七夕の起源についてお話をしてくださいました。

生徒たちも、もともと日本で行われていた七夕(棚機) と現在の七夕との違いに驚き、七夕の神事でつかう和楽器や願い事を書く短冊のもととなった「かじの葉」に熱心に見入っていました。そして「ハワイと日本のお祭りの仕方と順序が似ているというお話に驚きました。」「毎年何となく過ごしていた七夕でしたが、たくさん知らないことが出てきて驚きました。少しでも多く日本の事を学び、世界にも発信できたらとても良いと思います。」などといった感想をもったようです。また、お話の最後に吉田宮司がおっしゃった「語学力を磨いてください。そしてその語学力で伝えられる文化を知らなければ世界の人に伝えることはできません」という言葉に、「苦手な英語を頑張ろうと思えました。同時に自分の住む地域の歴史的な部分や日本の文化をもっと知りたいという欲求がわいてきました。」と述べた生徒もいました。

また講話の後、あいにくの雨でしたが、巫女さんに境内を案内していただきました。宝物殿では、日本史で習った人物に関係する史料を見て、盛り上がる場面もありました。「次は晴れた日に行って、今日うかがった話を思い出しながら歩きたい。」といった感想を述べていました。


写真左:直会殿で、吉田宮司からお話を伺う様子。
写真右:後の屏風は祇園祭を描いたもの。その後ろは漆で描いた月。

写真左:巫女さんと一緒に境内を散策。
写真右:江戸時代に描かれた祇園祭の絵巻物。

写真左:邪気を払う五色の布と角盥とかじの葉。
写真右:七夕祭りの装飾を施された舞殿。