入試に関するお知らせ

第22回万里の長城杯国際音楽コンクール 入賞者披露演奏会

2020年07月13日(月)

この度、私たち高3の音楽科3人はピアノトリオで「第22回万里の長城杯国際音楽コンクール」のアンサンブル部門を受け、第1位をいただく事ができました。
私たちピアノトリオは高校1年生の時にピアノ・ヴァイオリン・チェロの編成で結成し、今までクラスコンサートや発表会で舞台の経験を積んできました。

予選ではベートーヴェン作曲ピアノ三重奏曲第5番「幽霊」、本選ではシューベルト作曲ピアノ三重奏曲第1番を演奏しました。そして2020年7月11日に私たちが出演した入賞者披露演奏会では、予選で弾いたベートーヴェンの「幽霊」第3楽章を演奏しました。無事に終演できてトリオ一同、安心と感謝の気持ちで一杯です。

〜メンバーからひとこと〜
ピアノ担当C.M
「個性の違う3人が一つになることで一人一人の魅力が合わさって新しい発見がたくさんありました。3人でイメージ作りをする時は、「ここのピアノは火山が噴火するような所だね!」など、キリがないほど曲についてみんなで意見を出し合っています。コロナでの自粛生活で集まれない時はビデオ通話を使って楽しく会議をしたり、ビデオ越しでランチ会をしたり、録音を送りあったりしていました。いつも1人で上がるステージも3人で上がることで、心強いし、より演奏を楽しむことができます!!この経験も、大好きな3人との楽しい思い出も一生忘れません。ご指導してくださった先生方、本当にありがとうございました。」

ヴァイオリン担当M.H
「私は、高校で初めてトリオに出会い、何度も心を動かされました。それは、三者三様な私たちが模索していく音楽はもちろんのこと、3つの音色が響くその空間は、どんな言葉よりも私に寄り添い、強くしてくれる暖かさがありました。トリオを学ぶことは、音楽への勉強や経験、今後へのステータスに繋がることは間違いありません。でも私はそれ以上に、音楽を心の底から愉しみ、感動していく美しさに出会いました。私の中でトリオは大切な存在であって、心の底からトリオを愛しています。」

チェロ担当Y.T
「今回このような栄誉ある賞をいただけたことは、お世話になった先生方やクラスの友達、そして両親の手厚い支えのおかげです。本当に感謝してもしきれません。そしてトリオを結成してから改めてチェロをやっていて良かったと思いました。アンサンブルで得た知識やテクニックを今後の演奏活動に活かせるよう、地道にたゆまず努力します。」