【岩田さんのお話】
◉ホテル学を学んでいる理由
◉モチベーションが続く理由
◉留学して学んだこと
① 興味があることを大事にすること
②「effectual とcausal」
原因で悩むのではなく起きてしまったことの対処方法を考えるようにする。
未来を予測しようとしなくていい。失敗した時の対処法を考える方が大切。
そうすることで人生の中で物事を考えやすくなるかもしれない。
③自分について考えること
普段生活している中で、何となく決めていることがどれだけあるか。自分がそれに流されてないか、もう一回考え直す癖をつける。
「If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today? （もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることが本当に自分のやりたいことだろうか。）」
例えば、洋服が欲しい、お金が欲しい＋(プラス)他人に対してどんなことをしたいか考える。
自分の持っているもの、考えていることをあえて周りに溶け込ませて、消す必要はない。自分が得意なこと、自分がやりたいこと、自分らしさを無くさないことが世界の人と通じるためにも大切。
人のために行動すると自分のためになる。自分が学んだことをシェアすることが幸せ。自分がしたいこと、プラス他の人に何をできるか？そう考えることで頑張れる。
◉学生のときに沢山チャレンジをすること。

【質疑応答】
Q「アメリカは銃社会とも言われ、最近は銃の乱射事件も多いですが、留学するにあたって不安はありませんでしたか。また、一番不安だったことは何ですか。」
ーA 「英語は少し自信があったけど、完全に話せるわけではなかった。それにもちろん、安全面での不安が大きかった。正確に情報を得ることが大切。例えば、危険な地域を知っておくなど。また、自分で自分を守るために、規則を設けるようになる。防げるところで巻き込まれないこと。」

Q「北鎌でもSDGsについて学んでいます。コーネル大学でもSDGsや環境問題に取り組む研究はされていると思いますが、具体的にどのような研究がされていますか。」
ーA ホテルの中でどのような取り組みができるか考えている。環境に優しいシャンプーや埋めると木になるペン(種が入っている)など

Q「岩田さんは大変優秀で、他にも多くのアメリカの大学に合格したと聞きました。その中でなぜアイビーリーグであるコーネル大学を選んだのですか。」
ーA 将来様々な分野に携わりたいと思ったため。ホテル経営に関わりたかった。

Q「私も英語が好きで留学に憧れているのですが、岩田さんがSATで高得点を取るために、普段から心がけていた勉強法がありましたら、教えてください。」
ーA 好きな分野を見つけてそこから入っていくことが大事。書くことが好きだったら英語の日記を書いたり、聞くことが好きだったら隙間時間などで英語の文を聞いたりするなど。

Q「今は新型コロナウイルスの影響で日本にいらっしゃいますが、アメリカの大学に留学して良かったと思う時はどんな時ですか。」
ーA 緊張の克服の仕方や自分の意見の伝え方を学ぶことができた。世界中から、自分は世界のためにこういう理由でこういうことをしたいんだとしっかりしたスケールの大きい目標を持った人が集まっていて、そのような滅多にない環境の中にいられたこと。本気で夢に向かっている人たちの中に入れたことが良かった。

Q 「日本の学校とアメリカの学校との教育の違いはどのようなことですか。」
ーA 大学では発言が成績の50%になる授業もある。自分の意見を持ってから授業に臨む。そのため準備に時間がかかる。先生に覚えてもらえるように発言を考える。

Q 「中3の今頃何をしていましたか。」
ーA 海外に目が向いていた。外国の人と話せるようになりたいと思っていた。

【生徒感想】
◉岩田さんは、それぞれ夢に向かっている人誰しも当てはまる様々な考え方を教えて下さいました。それらを大事にして過ごしていきたいと思いました。
◉行きたい大学を調べてそこに行くにはどうするべきか考えようと思いました。そのために今から少しずつ何事にも挑戦していこうと思います。