入試に関するお知らせ

理事長先生講演会(中学)

2020年11月20日(金)

11月17日(火)理事長先生の講演会が行われました。
今回は、中学生3学年が対象です。将来の事を考えるきっかけになったという声が多く上がりました。また日常生活の過ごし方について見直した生徒もいたようです。講演会を聴いての感想を一部記載致します。
中2感想
 私は、初対面の人とお話をするのが苦手で、お話が上手に進みません。よくよく考えたら、私はいつも自分の考えたことを相手に伝えることの方が少なく、「〜らしい」、「〜だったらしい」など、起こったことを伝える言葉ををよく使っていたなと気づきました。
 また、この人とお話してみたいな、と思われる人になるにあたって、自分の考えた事、思ったことなどを早く、短く相手に不快を与えないかなどを素早く、よく整理して話すように気をつけたいと思いました。そして、共通の話を素早く見つける力と聞く力が必要だったという事に気付かされ、それらを育てるためには、色々なものを観察することが大切かなと考えました。例えば、相手の身なりを見て、それについて質問してみたり、張り紙や、広告に写っている最近人気なものについて話を振ってみたり…。今後は、そのようなシーンをよく想像したりして、観察して聞くことになれるようにしたいなと思います。
 そして、先生が仰った「あいうえおの原則」諦めない、インプットする、裏読みする、英語、思い出、を大切にしていきたいと思いました。特に私は、見たことや、言われたことについて「そういうものなんだ」と直ぐに信じてしまいます。なので、今まで見たことや聞いたことは表面上でしか知らず、何故そうなるのかは分かりません。これからは、そういうことのないよう、「なぜそうなるのか」という事を新しい事を見聞きした時に考えられるよう、常日頃から気をつけたいと思いました。
 また、英語は目で見て、時間をかけながら理解を深める教科だと思っていたので、「耳から聞いて早く読む癖をつける」と逆のことを聞いて驚きました。これからは、1日1回、ネイティブ英語のスピーチなどを聞く事と、簡単な英文の文章を1日に1回なるべく早く読んで、多くのことをインプットさせ、将来、様々なことを選択できるように頑張りたいと思います。

中3感想
 邯鄲の夢の言葉の理事長先生の解釈を聞いて、今の時代は女性も自ら仕事を選び生きていくような時代なので、親の言う通りにはならずに自分自身でやりたいことを選び、それに向けて向かっていくことが大事なのだと思いました。たとえ、最初は周りよりずば抜けた才能がなくても、お金を沢山持っていなくても、努力や運次第でなんとかなるし、逆もまた然りなのだということがわかりました。将来についての話では、中学、高校生の時に何年経っても続けることができる趣味などがあった方がいいということ、今のうちにたくさん本を読むことが大事なのだと改めてわかりました。自分は読書が好きなので、これからもたくさんの本を読みたいと思いました。
 物事を一度決定したとしてもそれが嫌だったら変えてもいいのだという言葉が心に残りました。たしかに一度決定したことを簡単に変えることは難しいが、いつまでも嫌だな、辛いなと思っても時間の無駄だということをお話を聞いてわかったので、自分のやりたいことをどんどんしていくことが大事なのだと思いました。
 想像力についての話では、例えば、いじめについての話がありましたが、いじめを受けている人の心情を自分の立場から想像すればどんなに辛いことかがわかります。人と会話をする際も、自分がどんな話をすれば相手が楽しんでくれるか、どんなふうに伝えればより相手に理解してもらえるかを想像しながら話します。日常のなかでも想像力が大切だということを知ることができました。
 最後に、私は歴史が好きで将来は歴史学者になりたいと思っています。好きなことを仕事にすることは難しく本当にできるか不安に思っていましたが、理事長先生のお話しを聞いて自分の好きなものはどんどんした方が良いとおっしゃっていたので、好きなことを仕事にできるように努力をしていきたいです。